All Nippon Airways, B737-800, JA66AN

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本当にお得にマイルが貯まるANAカードの選び方とは?

日本にはANAとJALと呼ばれている2大航空会社があります。正式名称は、ANAが全日本空輸株式会社、JALが日本航空株式会社といい、よく使われているANAやJALといった呼び方は略称です。飛行機に乗るとマイルというポイントがたまり、これは格安航空(LCC)などにはないサービスです。使い道は大きく分けて3つあります。

1つ目は「ショッピング」です。ANAの場合ANAショッピングA-styleというサイトでポイントに変えて好きな商品に交換することが可能です。1マイル=1ポイントとして交換することができるため、貯めた分だけポイントとして利用することができます。ポイント充当分が足りなくても、クレジットカードなどで併用して決済できますので安心です。

2つ目は「航空券の購入」です。ANAでは一定のマイルを貯めることで特典航空券に交換することができます。特典航空券は国内線と国際線の2種類に分かれており、好きな行先を選べます。国内線の場合、1区間(片道)あたり5,000マイルから利用することが可能です。往復にする場合は2区間にしなければならないのですが、必ずしも連続する2区間である必要はありません。東京から大阪、大阪から沖縄など連続していない2区間を選択することも可能です。その場合はその分のマイル数が必要になります。

国際線の場合、座席クラスを選ぶことができます。必要なマイル数は異なってきますが、エコノミークラス・ビジネスクラス・ファーストクラスの3つから選べます。なお、特典航空券の場合は座席数に限りがあります。空席状況に空きがあっても特典航空券分が埋まっている場合は使えないこともあるので注意しましょう。

国際線の場合は往復1万2,000マイルから交換が可能です。国内線と異なり必ず往復でなければなりませんが、発着地が同じでなければならないとは明記されていません。例えば東京からホノルルに行き、大阪に帰るという方法も使えます。ただし東京から出発しホノルルに行き、東京を経由して福岡に帰るなど出発地を経由するルートはできません。

また国内線・国際線ともに使えないシーズンも存在します。使えないシーズンはANA公式サイトに表示されていますのでそちらで確認しておきましょう。特典航空券を利用する場合、マイレージは付与されず、有効期限が設定されているという点に気をつけましょう。有効期限内に未使用特典の払い戻し手続きをするとマイレージの払い戻しが受けられますが、有効期限が切れてしまうと無効となります。

3つ目は「座席のアップグレード」です。座席のアップグレードは国際線のみの扱いですが、片道1万2,000マイルから利用できます。1区間あたりの区間基本マイレージによって座席のアップグレードに必要なマイル数が変わります。またエコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードするのに1万2,000マイル、ビジネスクラスからファーストクラスにアップグレードするには2万マイルが必要です。

ただし、エコノミークラスからファーストクラスにアップグレードすることはできません。反対にダウングレードもできませんので注意が必要です。区間基本マイレージ別の必要マイル数はこちらから参照できます。なお、区間基本マイレージはこちらです。その際にマイル100%という欄を見ると良いでしょう。マイル100%が区間基本マイルです。マイルは必ずしも100%貯まるというわけではなく運賃によって変わります。その点は覚えておきましょう。

また、ANAではANAカードというクレジットカードを発行しています。ANA一般カードからゴールドカード、プラチナカードと3種類あり、自身のニーズに合わせて選ぶことができます。普段から飛行機をよく使うという方はゴールドカードやプラチナカードがおすすめですが、あまり使わないという方は一般カードで十分でしょう。

国際ブランドは、複数の中から選べますので、持っていない国際ブランドを選ぶという選び方も良いでしょう。VISA・JCB・MasterCardをはじめダイナースカードアメリカンエキスプレスカードのブランドがあります。当然、ダイナースカードやアメリカンエキスプレスカードになると年会費も跳ね上がってきますが、それに伴ってサービスも充実しています。普通に飛行機に乗るだけというのであれば一般カードで良いですが、空港でくつろぎたいという方や出張などで飛行機を頻繁に使うという方はゴールドカード以上のカードがおすすめです。

カードによって貯まるマイレージ数が違うということはほぼありません。しかし、カード会社が用意するポイントプログラムによって貯まるマイレージ数が変わるということはあります。例えば提携カードのソラマチカードです。このカードはエクストリームカードと組み合わせることでマイル還元率を1.35%にまでアップさせることが可能です。組み合わせてお得に旅行に行きたいというのであれば提携カード、空港の施設を使いたいというのであればANAカードといった具合に、自身のニーズに応じて使い分けると良いでしょう。

陸マイラーと空マイラーの違いとお得なクレジットカードの選び方

陸マイラーとは、航空会社と提携しているクレジットカードやポイントサイトを使ってマイルを貯める人のことです。一般的にマイルは飛行機に乗って貯めますが、現在ではクレジットカードポイントや提携サイトのポイントをマイルに交換して特典航空券を手に入れる方もいます。一方、空マイラーとは陸マイラーの反対で、飛行機に乗ってマイルを貯める人のことです。空マイラーは航空会社の上級会員の資格を手に入れることができるでしょう。

上級会員になることでマイルの有効期限が延びたり、空港ラウンジが使えたりとさまざまな特典を受けることができます。一番の特典として、上級会員はビジネスクラスのチェックインカウンターが利用できます。飛行機のチェックインで時間がかかり、乗り遅れそうになった経験をしたことある人は多いのではないでしょうか。ビジネスクラスのチェックインカウンターは、利用者が少ないため比較的スムーズにチェックインが可能です。また航空券の変更で空席待ちが生じた場合でも、上級会員は優先して呼ばれます。そのため急なフライトの変更があって空席待ちになったとしてもすぐに呼ばれるようになり、メリットは大きいといえるでしょう。

陸マイラーは時間を有効に使いマイルを貯めることができる反面、上級会員にはなりにくいというデメリットがあります。一方、空マイラーは上級会員になりやすい反面、上級会員になるまで時間がかかるというデメリットがあります。なぜなら上級会員になるには厳しい条件があるからです。

なお、ANAの場合、1年間のプレミアムポイントの値に応じてステイタスが決まり、サービスの内容も変わってきます。これはマイルとは別物で、飛行機に乗ったことで付与されるポイントです。プレミアムポイントとは、毎年1月から12月を対象期間してANAグループが運航する便や提携会社が運航する便に乗って得られるポイントのことです。ステイタスは3種類あり、3万ポイントを超えればブロンズステイタス、5万ポイントを超えればプラチナステイタス、10万ポイントを超えればダイヤモンドステイタスとなります。さらにANAグループ運航便が何ポイント以上得ていなければならないなどの制限もあります。上級会員を目指す空マイラーはこれらの条件を満たす必要があります。プレミアムポイントは、区間基本マイレージ×運賃等の積算率×路線倍率+搭乗ポイントで計算が可能です。こちらのサイトではプレミアムポイントのシミュレーションができますのでシミュレーションをして計画を立てると良いでしょう。

上級会員を目指す人の中には、飛行機のプレミアムポイントを稼ぐために東京-沖縄間を何往復する方もいれば、東京から沖縄に行き、沖縄-石垣間を何往復する方もいます。上級会員はもともとビジネスマンなど出張で飛行機をよく使う方向けに作られたサービスなのですが、今では修行と称してこのようなことをする人もいるほどです。ビジネスマン向けのサービスであるため条件が厳しいとも言い換えることができ、時間がかかる反面忍耐力がつくことでも知られています。

陸マイラーと空マイラーではおすすめのクレジットカードが違います。基本的にステイタスを目指すために必要なクレジットカードはありません。ブロンズステイタスのみ、年間3万ポイントを達成したがANAグループの利用分が1万5,000に満たない場合、ANAゴールドカードまたはANAカードプレミアムを持っていると条件達成と判定されます。しかし、そのほかのステイタスを得るためにANAカードを持っていても特に優遇措置はありません。また、空マイラーすべてが上級会員を目指しているというわけではなく、マイルを貯めることだけを目的にしている人もいます。

空陸マイラー共にいえるのは、ANAの特約店でマイレージが2倍になるなど、さまざまな優遇があるクレジットカードを発行すると良いでしょう。

Business Class Inflight Meal - All Nippon Airways

ANAマイルの基本的な貯め方とは?

まず空マイラーの貯め方から見ていきます。マイルを貯めるにはいくつかの方法があります。1つ目はANAグループの飛行機の乗るということです。上級会員を目指すためにも必須の行為ですので、積極的にANAを利用していきましょう。

なお、搭乗するとマイルとともにプレミアムポイントも貯まりますが、プレミアムポイントは、区間基本マイレージ×運賃等の積算率×路線倍率+搭乗ポイントで計算されます。例えば、東京から沖縄までの特典航空券を使ったとします。この場合、区間基本マイレージは984です。特典航空券の積算率は0%、路線倍率は2倍(国内線)+搭乗ポイントは0ポイントですので、984×0%×2+0=0ポイントとなります。つまり、特典航空券を使うとポイントは一切つかないということです。

そういう場合はANAスカイコインがおすすめです。ANAスカイコインで購入した航空券は、プレミアムポイントの対象です。ANAスカイコインは現金と同じ扱いで使うことができる上、1マイル=1コインで交換ができます。1万マイル以上交換する場合は、ANAカードの種類やステイタスによって1.2倍から1.7倍と交換率が異なります。乗りたい運賃の分だけANAスカイコインを充当させるだけで支払額を0円にすることができます。不足額が出た場合はクレジットカードでの決済も可能です。

例えば、東京から沖縄までの片道航空券を片道運賃で購入したとします。片道運賃は4万8,390円ですので、その分のマイルをコインに変えて充当します。この場合は区間基本マイレージが984、積算率が100%、路線倍率は2倍、搭乗ポイントは400ポイントつきますので2,368ポイントが付与されます。このようにANAに搭乗し貯まったマイルを有効に活用することができます。

さらにマイルの有効期限が迫っている場合でもANAスカイコインがおすすめです。スカイコインに交換さえすればスカイコインとしての有効期限まで使うことができます。先ほども言ったように、航空券の購入代金に充てたり、ANA宿泊パックの費用に充てたりすることができますので、マイルで残しておくのではなくスカイコインに変えるなどして有効的に使うと良いでしょう。

マイルを貯める2つ目の方法は、「提携航空会社の飛行機に乗る」ということです。ANAは自社便以外にも提携会社の航空機に乗ることでマイルを貯めることができます。スターアライアンスに加盟しているため、世界の航空会社でANAマイルを貯められます。一例をあげるならニュージーランド航空やアシアナ航空などです。こちらのサイトで提携会社の一覧を見ることができます。マイレージのみ提携しているという航空会社もあります。提携会社の飛行機に乗ったことによるマイルは、区間基本マイレージ×積算率で求められます。マイレージはANAが提供しているシミュレーションで計算できますが、提携会社の分は表示されません。あくまでもANAグループに限定されていますのでその点だけ注意しましょう。区間基本マイレージは、前年秋にIATAより発表される運賃計算に使用する区間距離に基づいて計算されます。積算率はクラスによって分けられており、提携している航空会社によっても異なります。

クラスとは座席の種類のことでエコノミークラスやファーストクラスなどのことを指します。航空券に記載されているアルファベットによって積算率は変わってきます。航空券に記載されているアルファベットが区間基本マイレージの表に掲載されていない場合は、マイル積算の対象外です。マイレージの登録方法としては、自動加算と事後加算の二種類があります。基本的に予約時とチェックイン時にANAのお客様番号を伝え、チェックイン時にカードを提示すれば手続きをしてもらえます。それでもシステムの関係で自動加算されないこともありますので、必ず搭乗券(原本)と航空券の控え(コピー可)は取っておきましょう。自動加算されていない場合はそれらの書類を提出することで、ANA側で加算手続きを行ってくれます。

事後加算する場合は搭乗の3日後から6カ月の間にANAウェブサイト・メール・郵送で手続きを行う必要があります。登録加算までの時間はバラバラですので、自身でマイレージの情報を更新して加算されているかチェックする必要があります。なおANA側では加算したかどうかの個別回答は行っていません。書類に不備があった場合は無効となりますので、必ず書類がすべてそろっているか確認しましょう。事後加算の場合は搭乗券と航空券の控えに加え、ANAお客様番号と氏名がかかれたメモが必要になります。いずれも氏名がそろっていることが条件ですので注意しましょう。

また提携会社の場合、上級会員を目指すにあたって必要なプレミアムポイントの加算も異なります。区間マイル×積算率×路線倍率1倍+搭乗ポイントで求められます。式は変わりませんが、搭乗ポイントは指定の航空会社のクラスによって変わります。

続いて陸マイラーの貯め方についてです。陸マイラーの場合、基本的に飛行機に乗りませんので地上で貯めていくことになります。陸マイラーがマイルを貯める1つ目の方法は、特約店で買い物をすることです。ANAでは特約店を定めており、例えばセブンイレブンで買い物をした場合、ANAカードで支払うと200円(税込)で1マイルが付与されます。ANAカードで決済するとクレジットカードカード会社移行マイルとは別に二重で付与されるためお得です。

特約店はこちらから対象店舗を見ることができますので、普段使っている店が特約店か確認すると良いでしょう。

2つ目は共通ポイントをANAのマイレージに交換するという方法です。例えば大手ショッピングサイト楽天市場で貯めたポイントは2ポイント=1マイルで交換できます。楽天市場の場合、50ポイント以上、2ポイント単位という制限はありますが、楽天市場で貯めたポイントを有効的に使えます。なお、楽天が発行する楽天カードは使った分のポイントが楽天スーパーポイントとして付与されますが、還元率は1%と高めになっています。そのため、普段使いを楽天カードにすればANAマイルは貯まりやすいといえるでしょう。他にもANAのマイレージに交換できる他社のポイントはありますが、等価レートがあまりよくないものもあるため、確認が必要です。

3つ目は「A-Style」を使う方法です。A-Style は、ANAが運営するショッピングサイトです。ここでお買い物をすると、100円につき1マイルが貯まります。ANAカードで決済する場合は5%オフのうえ100円で2マイルが貯まるため、A-styleを最大限に活用するとお得になるでしょう。A-StyleではANAオリジナル商品のほかにファッションアイテムやグルメなども扱っています。こういったものをスーパーや衣服店などで購入するのではなく、A-Styleで購入すればANAマイルも手に入れられます。

4つ目は「ANA Phone」です。これはANAが発売しているスマートフォンで、ソフトバンクから回線が提供されています。料金プランに応じて毎月最大600マイルが貯まり、さらにANA便に乗ると搭乗ボーナスとして4,000マイルが最大5回までもらえます。毎月の通信料は約1万3,000円を支払えば、2年間最大3万4,400マイルほどが貯められます。機種は2017年現在ではXperiaXZが提供されています。XperiaXZはハイエンド機種として知られておりスペックの高さがうかがえます。指紋認証スピードも速くストレスフリーでインターネットなどを操作可能です。カメラ画質もよいため、あらゆる瞬間をきれいな状態で撮影できると人気です。

5つ目は「ふるさと納税」です。ANAを通じてふるさと納税をすることで100円につき1マイルをもらうことができます。全国のさまざまな自治体の特産品をもらうことができるほか、ANAダブルマイルキャンペーンを実施しているときがあり、100円につき1マイルに加え特別マイルがもらえます。ANAオリジナル商品などもありますので、ふるさと納税を考えている際にはANAふるさと納税を一度覗いてみると良いでしょう。ふるさと納税は、特産品やマイルを手に入れられるだけでなく、減税にも一役買ってくれます。減税に関することは寄付先の自治体に問い合わせてみましょう。

ANA陸マイラーに最適のクレジットカード「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」と「エクストリームカード」

陸マイラーの方に最適なクレジットカードは、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)エクストリームカードの2つです。カードの枚数が増えてしまうため、あまり増やしたくないという陸マイラーの方もいるかもしれませんが、このカードはANAマイルの交換レートが高くお得なカードの組み合わせなのです。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、東京メトロが発行しているクレジットカードです。初年度は無料、次年度以降は2,160円(税込)の年会費がかかります。PASMO機能が搭載されているためPASMO定期として使うことができる便利なカードです。ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)のポイント還元率は0.5%(1,000円につき1ポイント)とけっして高いとは言えません。しかしこのカードには嬉しい特典があります。それは毎年ボーナスマイルが1,000マイル貯まるということです。また、メトロポイントというポイントも貯まります。メトロポイントは平日に5ポイント、土日休日に15ポイントを貯めることができるほか、自動販売機などでも貯めることができます。このメトロポイントはANAマイルに1:0.9というレートで交換ができるため比較的高い還元率で交換が可能です。

エクストリームカードはジャックスが発行しているクレジットカードで、年会費は3,000円(税抜)です。年間で30万円以上使えば次年度は無料になるので、メインカードにするのがおすすめです。エクストリームカードは1,000円につき10ポイントたまり、還元率は1%です。エクストリームカードの国際ブランドはVISAのみですが、国内・海外旅行傷害保険も付帯していますし、ETCカードも付帯していますので普段使いには最適のクレジットカードです。

エクストリームカードで貯まったポイントを使おうと考えた場合、Gポイントへの交換がおすすめです。なぜなら、Gポイントにポイントを交換すると還元率は1.5%にアップするからです。Gポイントからメトロポイントは等価交換が可能ですので、まとめると「エクストリームカード:Gポイント:メトロポイント:ANAマイル=1:1.5:1:0.9」というレートとなります。これが、ANAマイルの交換レートが高くお得なカードの組み合わせの理由です。この時注意すべき点は、GポイントからANAに直接交換しないということです。一気にレートが落ちてしまい高還元率を達成することはできなくなります。

ではここで例を挙げて具体的に見ていきます。エクストリームカードを使って10万円の決済をしたとします。10万円分ですので1,000ポイントが付与され、そのポイントをGポイントに交換すると1.5倍の1,500ポイントになります。次にメトロポイントに交換する場合は等価交換ですので1,500ポイントそのまま移り、最後ANAマイルになるときには1,350マイルとなります。手間はかかりますが、結果的に還元率は1.35%と高くなっています。なお、交換までに1週間~2週間かかるといわれていますが、その時期によって多少前後します。

また、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)のクレジットカード決済で貯まるOki Dokiポイントは、1ポイント=5円相当で使うことができます。このOki Dokiポイントにはマイル移行コースもあります。マイルは10コースと5コースがあり、10コースの場合は5,000円(税抜)の手数料が毎年発生します。5コースは無料です。移行手数料を払ってまで10コースにするメリットがあるという方は年会費を払うと良いのですが、メリットが見当たらない場合は5コースで良いでしょう。

今回ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)とエクストリームカードのことを紹介しましたが、この2枚のカードは並行して使う必要があります。どちらか1枚だけでは1.35%という還元率を達成することはできません。ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は持っているだけでも構いませんが、必ず並行して持つ必要があります。

ANA空マイラーに最適のクレジットカード「ANA JCBワイドゴールドカード」

空マイラーに適しているクレジットカードはANA JCBワイドゴールドカードです。このカードは20歳以上かつ本人または配偶者に安定した収入があれば申し込めるクレジットカードです。年会費は14,000円(税抜)と高めですが、海外傷害保険が最大1億円、国内傷害保険が最大5,000万円まで付帯しています。さらに乗継遅延費用保険金や出発遅延費用保険金などが最大2万円、ショッピングガード保険が最大500万円と手厚い補償を受けられます。では、なぜ空マイラーにANA JCBワイドゴールドカードがおすすめなのでしょうか。

ANA JCBワイドゴールドカードは入会時に2,000マイルの入会ボーナスが付与されます。次年度以降、継続することでも2,000マイルをもらえます。さらにANA便搭乗ごとにボーナスマイルとして、区間基本マイレージ×運賃倍率×25%が付与され、お得に飛行機に乗ることが可能です。例えば東京-沖縄間で飛行機を利用したとします。区間基本マイレージは984、積算率が75%だと仮定すると738マイルが付与されます。これに加え、搭乗ボーナスが25%上乗せされますので922マイルが貯まる計算になります。このように、飛行機を利用する方にとってANA JCBワイドゴールドカードは魅力のあるクレジットカードだといえます。

また、ANA JCBワイドゴールドカードはJCBのカードですので、Oki Dokiポイントが貯まります。Oki Dokiポイントは5マイルコースまたは10マイルコースでANAマイルに交換可能です。通常10マイルコースを選んだ場合5,000円の移行手数料が毎年かかってしまいますが、ANA JCBワイドゴールドカードの場合は無料です。つまり1,000円で10マイルを貯めることができます。日常使いでANA JCBワイドゴールドカードを使えばかなりのマイルを貯めることができます。携帯電話などの通信料や光熱費などをこのカードで支払えば月に100マイル以上貯めることも容易でしょう。

このようにANA JCBワイドゴールドカードは空マイラーにとってお得なカードなのです。年会費が14,000円(税別)とゴールドカードらしい金額なので、二の足を踏む人もいるでしょうが、フライト回数が多ければ多いほど、搭乗によるボーナスマイレージが貯まり、お得なクレジットカードだといえます。例えば東京-福岡間を月1回往復で出張するとします。1回あたり708マイレージ貯まりますので1年間で8,496マイレージ貯まる計算になります。国内線の特典航空券は1区間5,000マイルから交換できますので、1年間のうち1回無料で旅行ができるという計算になります。ただし会社の出張を個人のマイレージにしても良いかどうかは会社の判断によって異なりますので確認しておくと良いでしょう。

ANA JCBワイドゴールドカードは毎年限定デザインで発行を行っています。すでにANA JCBワイドゴールドカードを保有している場合は、1,000円(税抜)を支払うことで限定デザインと交換することが可能です。毎年デザインが切り替わるためコレクションにするというのも良いのではないでしょうか。切り替える場合、毎年秋ごろに締め切りを迎えます。募集期間と切り替え期間は必ずしも一致するというわけではありませんので注意しましょう。なお、限定デザインカードが更新を迎えた後は通常カードが届きます。限定カードで届くわけではありませんので、その点も覚えておきましょう。

実はポイントよりマイルの方が全然オトクらしい!

クレジットカードのポイント還元率1%よりマイルの還元率1%のほうが実はお得というのをご存知ですか?例えば、東京から沖縄までの片道運賃で比較してみましょう。片道運賃が4万8,390円だとします。全額楽天カードで決済した場合、483ポイントが付与されます。2ポイント=1マイルというレートで交換できますので、241マイルに交換ができます。

一方、マイル還元率1%の場合はどうなのでしょうか。同じ条件で比較すると483マイルが貯まります。クレジットカードのポイントをANAマイルに交換する場合、手数料としていくらか引かれてしまいます。241マイルと483マイルでは雲泥の差です。今回は楽天カードで試算しましたがどこのカード会社も似たような具合です。基本的に、1,000円で1ポイントという世界ですのでポイントよりマイルの還元率1%のほうがお得になります。しかし、ANAマイルの場合はANAカードですらマイルを直接貯めることができないため、Oki Dokiポイントから交換する以外方法はありません。そういう場合は、ソラチカカードやエクストリームカードを組み合わせてお得に交換できるようにすると良いでしょう。

交換する航空券は1マイルあたりの価値が異なります。例えば、国内線で東京-沖縄間を往復したいと考えます。レギュラーシーズンの場合、1万8,000マイルが必要です。ANAの通常運賃の場合、9万6,780円かかります。この場合の1マイルあたりの価値は5.37円となります。では国際線はどうでしょうか。東京-ホノルル間の正規運賃は79万3,180円です。特典航空券の場合は6万5,000マイル(ビジネスクラス)必要です。この場合、1マイルあたり12.2円ですので1マイルあたりの価値が大きいことが分かります。1単位あたりの価値は運賃÷必要な数で割ることで算出可能です。今回は東京-ホノルル間を例に挙げていますので自身で価値を調べる際にはこの式を使ってみてください。その際に価値があまりにも低いようであればもったいないので現金で行ったりランクを上げて価値を上げたりするとよりお得に旅行に行けるでしょう。

もしビジネスクラスに乗りたいと思ってもお金がないという場合はマイルを利用すると良いでしょう。マイルを使ってアップグレードサービスを使ったり、特典航空券を手に入れたりすることでお得に海外へ行くことができます。当然、特典航空券でも1マイルあたりの価値は異なります。東京-ホノルル間のエコノミークラスの場合、1マイルあたりの価値は4円なのですがビジネスクラスは12円と約3倍です。普通に現金で購入するよりも特典航空券を手に入れて交換したほうがお得です。

一番良い組み合わせはソラチカカードとポイントサイトです。ソラチカカードを保有しエクストリームカードで交換しつつ、ほかに持っているクレジットカードのポイントをANAに交換し加算していけば一気に貯めていくことができます。しかし、クレジットカードの使い方を分散させなければならないため、あまり多くの額を使わないという方には向かない方法だといえます。

このようにマイルを積極的に貯めて特典航空券などで旅行に行くほうがお得なのです。今後はクレジットカードの使い方などを考えて特典航空券を狙うスタイルに切り替えてみてはいかがでしょうか。

注意すべき点もあります。それは特典航空券を狙いにいき失敗してしまうことです。マイレージを貯めるにはクレジットカードなどを使って支払いをする必要があります。例えば、インターネットショッピングをエクストリームカードで行いマイレージをたくさん貯めたいと考えます。マイレージ欲しさに払いもできないほどにお買い物をすると、後々の支払いで自身の首を絞めかねません。そうなってしまうと本末転倒になってしまいますので、なるべく自身の支払いができる範囲でマイレージを貯めるようにすると良いでしょう。

また特典航空券を使って海外に行く場合、燃油サーチャージ料金が発生する場合があります。基本的に燃油サーチャージ料金はかからなくなりつつありますが一部ではまだかかってくることもあります。ANAも例外ではなく、燃油サーチャージ料金のほかに諸費用が掛かる場合もあります。国内線の特典航空券は諸費用がかかりませんが、国際線は掛かってくることがありますので、必ずしも特典航空券=無料で利用可能なわけではありません。よく覚えておきましょう。

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