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昨今のボーナス支給事情は?

ITバブル崩壊による株価暴落などが関係して、2002年、2003年頃はボーナスが底値となっていたようですが、そこからかなり持ち直してきたと言えそうです。大企業のボーナス平均は基本給の2.5ヶ月分という意見があります。日本経団連のデータを見ても、基本給の2倍~3倍くらいです。もちろん、ボーナスは業績に応じて変わってくるものなので、全くもらえないということもあれば、4ヶ月分もらえることもあるようです。

中小企業の場合では、ボーナス平均は基本給の1か月分程度になるようです。また、中小企業の40%以上がボーナスの支払いがないという意見もあります。日本の企業の99%以上は中小企業ですから、多くの人はボーナスをもらっていないということになります。「ボーナスが2か月分以下」などと嘆いている人はいますが、ボーナスの話題ができるだけ幸せなのかもしれませんね笑。

そんな今回は、誰もが一度は気になる他人のボーナスの使い道を調査!今後の人生設計にも大きく関わる額にもなりえますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ボーナスを貯金する派の意見は?

ボーナスをもらったら「使う・ローンを返済する・貯金する」という3つの選択肢のうち、いずれかをとることになります。ボーナスを貯金するという選択肢を選ぶ人は、結婚資金のため、マイホーム購入のため、老後のためなど、将来の出費に備えて貯金をするという人が多いようです。あるいは、特に目的はないけど使い道がないからとりあえず貯めておくという人もいます。

貯めるという選択肢は、唯一やり直しがきくものでもあります。お金を遊びに使ってしまったら、使ったお金は無くなります。ローン返済についても、通常のローンは一度返済をしてしまったら、返しすぎてしまっても、後からなかったことにしてお金を取り戻すということができません。貯めるという選択肢をとっておけば、それを使ったり、ローン返済にあてたりということをいつでも行えます。

また、使う予定はあるが、まだ目標額に到達していないので貯めるという人もいます。例えば、不動産投資をするために1000万円を貯めたいが、まだ800万円しか貯まっていないので、さらに貯めておくという場合などです。あるいは、すでに1000万円貯まっているが、不動産投資をするための理想的な物件が見つからないので時期を待っているという状況かもしれません。このように、使うという選択肢を取ろうとしていますが、まだ足りなかったり、時期ではなかったりということで貯めるという選択肢を取る人もいるようです。
※参考:『どうすれば貯蓄ができる?貯蓄の方法を探る!

ボーナスを使う派の意見は?

ボーナスを使うという人は、今しかできない経験をするためという意見が多いようです。人生において「今しかできない」ということ、もしくはそれに近いことは意外にも多くあるものです。例えば、美術館へ行くということは、いつでもできるという人は多いですが、子供が生まれると数年は諦めなければならなくなります。海外旅行、習い事、エステ、異業種交流など、今しかできないこと、若いうちに経験しておきたいことはたくさんあります。

そういったことにボーナスを使うのは、人生を豊かにすることにつながります。また、自分への投資という言葉がありますが、貯金せずにどんどん自己投資をして、スキルをアップさせたり、人脈を広げたりしておいたほうが結果的には収入が増えることにつながり、豊かになれるという意見もあるようです。なかには、自分に投資をするなら早いほうがいいとして、将来貰える予定のボーナスを前借りするという手段をとる人もいるようです。


クレジットカードにはがボーナス払いありますが、クレジットカードのボーナス払いは一括払いや2回払いと同じで手数料が無料のところが多くあります。ボーナスは必ずもらえるものではないのでリスクもありますが、思い切って会社に相談してみるのも良いかもしれません。さらに、ボーナスを使って投資をはじめるという人もいます。投資信託や外貨預金は、元本の保証はありませんが、お金の動きが体感できて勉強にもなるはずです。
※参考:『クレジットカードの分割払いまとめ

 

ボーナスを返済に充てる派も!

住宅ローンは利息があるからこそ、早めに支払うことが肝心ですよね。そのため、ボーナスを積極的に住宅ローンの返済に充てる人もいるようです。例えば、3,000万円のローンを金利1.0%、返済期間30年で組んだとすれば、月額返済額は96,491円になりますが、はじめのうちは毎月およそ25,000円が利息の支払いにあてられます。繰り上げ返済では支払った金額がすべて元本の返済にあてられますので、ただ借金が減るだけでなく、将来支払うはずの利息を減額することにもつながります。

ボーナスのうち50万円を繰り上げ返済にまわしたら、将来支払うはずのお金を70万円以上節約できることにつながることもあります。住宅ローンでは、返済が進むほど毎月の利息の負担は減っていきますので、無理をして一括返済をしても、大きな節約効果は得られなくなります。いつなんどきまとまった出費が必要になるかもわからないので、最低でも生活費の半年から1年分と、子供の教育費などを手元に残しておくことも重要です。急な出費などに対応できるだけのお金を確保した後で、残りを住宅ローンの繰上げ返済に回すというのは一つの方法ですね。


カードローン、クレジットカードのショッピング枠リボ払い残高がある場合には、ボーナスで一括返済をするのにそれほど迷いません。カードローンやショッピング枠リボ払いの手数料は、住宅ローン金利よりもはるかに高くなっていますので、ローンを返済することによる節約効果も高めです。また、カードローンでは返済をしてしまった後で、やっぱりお金が必要になったという場合でも、枠が余っていれば追加融資を受けられるので返しすぎてしまうことをあまり気にすることはありません。

 

ボーナスを賢く使って、人生設計をしっかり立てよう!

ボーナスを賢く使うためのコツは、使う、貯金する、ローン返済の3つに分けることです。なかでも、貯める、ローン返済の2つを先行させて、余ったお金を使うということがポイントになります。お金を貯める目的はさまざまですが、必ず普通預金とは区別することが重要です。一緒にしてしまっていると、ボーナスがいつの間にかなくなってしまっていたということが起こります。すべての貯蓄を普通預金にしていると、インフレの影響を大きく受けてしまいます。投資をしてお金に働いてもらうことも考えたいですね。

貯金額の目安は人それぞれであり、家族構成などによっても異なりますが、1つの目安として年収の10~15%という意見があります。若い人で実家暮らしをしている人なら、年収の30%は貯金に回したいところです。貯金額の目安としては、300万円が1つの目標であり、300万円を貯めたら投資などにも積極的にチャレンジをして、勉強をしてみるといいかもしれません。

必要なお金を貯めて、ローン返済もできたら、残りは自分へのご褒美として使いましょう。できれば衝動買いではなく、長く使えるものを買うというのが賢いお金の使い方です。お金を使うときには、クレジットカードの利用を積極的に考えたいところで、クレジットカードのポイント還元率は1%程度ですが、各社のキャンペーン期間であれば5%~10%くらいのポイントがつくこともあります。この場合、100万円の買い物で5万円~10万円相当となりますので大変お得ですね。
※参考:『貯蓄。どう計画を立てている?年代別平均貯蓄額を踏まえておこう

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