知るほどにやりたくなる! 「通信費節約」のすすめ

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毎月の通信費を把握することから始めよう

インターネットや携帯電話、スマートフォンなどが広く普及するようになってから、家計を圧迫して止まないのが通信費です。何の対策もしなければ、独り身の人だとしても通信費の合算は固定費の中でも群を抜いて高く、家族全員が携帯電話やスマートフォンを使っている世帯であれば、その金額はなおさら大きく膨れ上がっているはずです。しかも、毎月支払わなければならないとなると貯まるお金も貯まりません。出来るだけ早く、本気で通信費節約に乗り出すのが賢明です。

通信費を節約するためには、毎月の通信費を把握することからスタートします。自分、もしくは家族全員が通信費にどれだけお金を使っているか具体的な数字を目にすれば、「何らかの対策をせねば」と心底思うはずです。また、その焦りと同時に「これだけの金額を浮かせることができるかも」と嬉しい気持ちが出てくると思います。そして、通信費節約を実践する際には通信費をすべてクレジットカード払いにすることをおすすめします。クレジットカード払いの最大のメリットは、支払額に応じてポイントが貯まることです。毎月多額の通信費を支払っているのであれば、それをクレジット払いにするだけでかなりのポイントを貯めることができます。しかし、クレジットカードは種類や発行会社などによってポイントが貯まりやすいものと貯まりにくいものがあります。例えば、カードAは100万円支払うと1万円のポイントが貯まるけれど、カードBは100万円支払うと5,000円のポイントが貯まるといった具合です。これを機にクレジットカードを作ろうと考えているなら、そのカードの特性や注意点などを比較した上でポイント還元率の高いカードを選びましょう。
※参考:『みんなどうやって節約しているの?

1ヶ月の通信費は一般的にいくらぐらい?

ヤフー株式会社が自宅のインターネットとセット契約でスマホ代が安くなる「スマート値引き」のサービス提供開始に伴って、インターネットを利用する全国の30代から50代の既婚男女600名を対象に実施した「ネット利用と節約に関する意識調査」の結果では、68.4パーセントの人が「通信費が高い」と感じていました。調査によって導きだされた月平均金額は、ネット回線が「5,181円」、携帯・スマホが「11,841円」、固定電話が「2,222円」です。仮に、ネット回線と携帯・スマホの両方を支払っている場合とすると、毎月の通信費は17,000円を超える計算になります。また、携帯・スマホ代はこれが1人分の利用料金と考えると、各社家族割りなどがあるにせよ、ある程度の金額が家族分上乗せされることになります。現代社会では通信費は欠くことのできない必要費用だとしても、この数字を見ると、やはり「高い」という感想しかありません。むしろ必要経費だからこそ、金額を抑えたいというのが本音らしく、「もっと節約したいもの・減らしたいもの」という質問の第1位は通信費でした。

このような結果が出ているにも関わらず、「インターネット回線の契約で、プランの見直しや契約会社の変更を検討したことがあるか」を尋ねた質問には、6割の人が「契約プランの変更をした経験がない」と回答しています。さらに言えば、契約する際に「契約内容について詳細まで確認する」と答えた人は全体の8パーセントという極めて少ない数字なのです。このような結果の大きな要因のひとつは、複雑なプラン設定やキャンペーンの多様化が挙げられます。結果、よく理解できていないままに契約をしてしまい、高いと感じつつも通信費をどのように削減すべきか分からない人が増えてしまっているのです。

インターネット通信費を節約する方法

自宅でインターネットをストレスなく使用するために重要なのが、その速度です。電波状況が悪くて、なかなか繋がらない時ほどイライラすることはありません。速度重視であれば、今主流の光回線が一番ですが、月々の利用代金は大体5,000円前後です。これをもし節約したいのであれば、プロバイダの乗り換えキャンペーンなどを利用するのがひとつの手です。プロバイダによっては、他社からの乗り換え時にプロバイダ料金を無料にするなど、さまざまな特典を設けていることがあります。そのような特典を受けるために、定期的にプロバイダを見直すことで年間のインターネット通信費を抑えることができます。

また、他の節約術としては、無線モバイル通信を使用する方法です。無線でインターネットが利用できるキャリアは「WiMAX」「Y!mobile」「SoftBank」「docomo」がありますが、どれも安定したインターネット環境を確保しているため、光などの固定回線をやめて無線モバイル通信に切り替える人が増えています。モバイルルーターさえあれば配線工事する必要もなく無線モバイル通信の契約のみで済み、月額利用料も固定回線より安く抑えられます。さらには、1つのモバイルルーターで複数台インターネットに接続できるため、自宅でインターネットをする際には家族全員がこのモバイルルーターを使うようにすれば、各自の携帯・スマホのプランも安く見直すことができます。インターネット通信費を節約する一番簡単な方法は、携帯端末購入時は新規契約やMNPキャンペーンによるキャッシュバックや値引きを賢く利用することです。一度店頭に足を運んで相談してみましょう。

月額を抑えてスマートフォンを使うには

スマートフォンの通信費を節約したいなら、屋内ではLTEや3Gなどの携帯会社のパケット通信を使用するのではなく、なるべくWi-Fiを利用してパケット通信費の節約に勤しみましょう。最近では、Free Wi-Fiを提供する場所も増えているので便利です。また、月額数百円の公衆無線LANも節約には効果的です。月額がかかると言っても、毎月のパケット通信費を考えるとかなり安く抑えられます。

近年ますます注目される「格安SIM」は、劇的な節約効果が見られる方法です。例えば、1万円以上だったのが毎月の利用料が2,000円程度まで安くできます。最近では音声通話付きのプランも登場し、普通に電話もかけられます。格安SIMは基本的にdocomoかauの回線を借りているので大手キャリアとほとんど大差はありません。音声通話付きのプランにしなくても、通話やテレビ電話ができるスマートフォンのアプリもいろいろあるため、工夫次第では、快適さはそのままに利用料を最小限にすることも可能です。ただ、格安SIMに変える時の注意点も覚えておきましょう。基本中の基本ですが、大手キャリアの端末から変える場合には格安SIMに対応している端末が必要になります。また、2年契約などの縛りがある場合には解約する際に違約金がかかる場合もあるため、よく調べるようにしましょう。SIMフリースマートフォンの購入先は、ネットショップ・家電量販店・MVNO業者の独自店舗などです。初めてSIMフリーのスマートフォンを利用する人におすすめなのは、MVNO業者からSIMとSIMフリースマートフォンをセットで購入する方法です。どのように購入するにせよ、格安SIMに変える場合には自分が必要なスペックや欲しい端末などを事前に調べておくようにしましょう。

お得にまとめられるプランを比較しよう

インターネットや携帯・スマホなどの通信費を賢く節約している人の共通点は、プロバイダやキャリア選びはもちろん、さまざまなプランをきちんと比較しているというところです。「この分野は疎いから」と諦めてしまうのは簡単ですが、大切なお金のことですので、ぜひ重い腰を上げていろいろな情報を集めてみてください。そして、まずは余分な契約を削ぎ落すプランの見直しをしてみましょう。契約時に勧められたままの必要のないオプションなどがひとつは見つかるはずです。この際に洗いざらいチェックしてください。

続いて、お得に「まとめること」ができないかを調べてみましょう。大手キャリアのスマートフォンなどを利用している人であれば、同じキャリアとインターネット回線も契約した方が両方とも安く抑えられます。他にも、このまとめるという方法は、電力自由化などにより通信費節約だけにとどまらなくなりました。例えば、「電気とインターネットのセット割り」なら、東京電力や東京ガス、eoでんきなど多くの会社がセット割りプランを用意しています。どのセット割りがお得かを徹底比較しているサイトもあるので参考にしてみると良いです。また、「電気と携帯電話・スマートフォンのセット割り」なら、ソフトバンクでんきやauでんきなどがあります。その他、J:COMやイッツコムなどのように「ケーブルテレビとインターネットのセット割り」もあるので、ぜひ各社のホームページなどをもとに比較してみてください。このように電気やガスなどの公共料金も通信費と同じく毎月の固定費なので、出来るだけまとめて月々の固定費を抑えるように努めましょう。調べれば調べるほどに、今すぐできる節約方法が見つかるはずです。
※参考:『主婦におすすめのクレジットカード

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