目次

              1.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ8選をご紹介します

                  2.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ1 ダイナースクラブカード

                      3.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ2 三井住友VISAクラシックカードA

                          4.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ3 JAL CLUB-Aゴールドカード

                              5.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ4 JCB一般カード(ORIGINAL SERIES)

                                  6.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ5 MUFGカード ゴールド

                                      7.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ6 iB(iD×QUICPay)

                                          8.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ7 アメリカン・エキスプレス・カード

                                              9.

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ8 ANA VISA Suicaカード

                                                  10.

国内旅行保険付帯のクレジットカードの注意点や気になる情報

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ8選をご紹介します

クレジットカードに付いている損害保険は、海外旅行のときにだけ適用されるものだと思っている人はいませんか?実は国内旅行にも適用されるものもあるのです。
海外旅行に出かける際には、万が一に備えて損害保険に加入する人が大勢いますが、国内旅行に関してはわざわざ加入する人は少ないのではないでしょうか?そのため、国内旅行の際はクレジットカードに付帯している損害保険を、万が一の補償にするのがおすすめです。

→ そもそもクレジットカードに付帯している国内旅行保険ってどんなもの?という方はこちら!

クレジットカードに付いている国内旅行保険は、国内旅行中に起こったトラブルに対応する保険です。
例えば、旅行中にケガを負った場合、そのケガを治療するための通院費や入院費、手術代などの補償が得られます。ただし、ケガの治療のための入院や通院の補償が付いているのは年会費が有料のクレジットカードだけで、年会費が無料のクレジットカードの国内旅行保険には、死亡と後遺障害の際の補償しか付いていないのが一般的です。

また、クレジットカードに付帯する国内旅行保険は、クレジットカードの種類により、

・自動付帯
・利用付帯
・条件付き自動付帯

の3パターンがあるため、どんなときに保険が付くかを事前に確認しておく必要があります。そこで、国内旅行保険が付いたおすすめのクレジットカードを8種類厳選してご紹介します。

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ1 ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード」に付帯している国内旅行損害保険は、利用条件付き補償です。加入の翌日以降の旅行中の事故について補償されますが、それぞれ条件があります。例えば、公共交通機関を利用中の事故や宿泊中の火災、宿泊を伴うツアー旅行の参加中に起きた事故に対応しますが、公共交通機関の料金や宿泊料金、ツアー料金などをダイナースクラブカードで支払った場合に限って補償を受けられるという条件が付いています。なお、この際の公共機関には電車、バス、タクシーだけでなく、船舶や航空機も含まれます。

それぞれの条件に該当する場合は、死亡保険金が1億円後遺障害の補償が最高1億円で、入院は日額5,000円通院は日額3,000円です。手術に関しては、手術の内容によって保証額が異なり、5万円または10万円または20万円が支払われます。ただし、死亡保険金や後遺障害の保険金が支払われるためには、事故によるケガが原因で180日間以内に死亡または後遺症になった場合という条件をクリアしなければなりません。

また、入院や通院、手術の補償に関しても、保険金が支払われる条件をクリアしたケガの治療であること、事故が起こってから7日目以降も入院や通院をしていることという条件があります。その条件をクリアしたうえで、180日以内の入院や通院に関して、入院は最大で180日分、通院は最大で90日分が支払われます。

逆に、事故であっても保険金が支払われない条件は以下のように細かく規定されています。

・けんかや犯罪、自殺に関わる事故の場合
・周りから見て症状の度合いがわからないむちうち症や腰痛など
・無免許など資格がない状態での運転や、飲酒、薬物使用などの影響下での運転による事故の場合
・保険に加入している人や保険金を受け取る立場にある人がわざと起こした事故や、本人たちの重大な過失によって起こった事故の場合
・スキューバダイビングを除く危険を伴うスポーツ、例えばハングライダーやリュージュなどの競技中や、登山中、自動車など乗用具を用いたスポーツを行っている最中に起こった事故
また、旅行中に死亡や後遺障害が起きても、次のように事故とは言えない場合には保障されません。

・病気や出産などの処置の場合
・既往症や持病の悪化
・被保険者が刑を執行された場合
・戦争やテロなどの争乱、原子力発電事故など放射性物質の汚染、自然災害などによる場合

→ 「ダイナースクラブカード」の基本情報や特徴のまとめ

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ2 三井住友VISAクラシックカードA

三井住友VISAクラシックカードA」の国内旅行損害保険は、国内旅行の際、公共交通機関を利用中、または宿泊中、ツアー参加中に起こった事故に対応する保険です。ただし、国内旅行中の事故であっても、三井住友VISAクラシックカードAで代金を支払って搭乗、宿泊、参加をした場合に限ります。なお、宿泊に関しては、カード会員であることを条件に宿泊予約をしていた場合も含みます。

三井住友VISAクラシックカードAに付帯している国内旅行損害保険がカバーする範囲は、傷害死亡と後遺障害のみで、入院や通院、手術などに対する補償はありません。傷害死亡の場合も、後遺障害の場合も支払われる保険金額は、自動付帯分が300万円と、カードで料金を支払うことを条件とした利用条件付帯分が最高1,700万円の、合計で最高2,000万円です。

また、傷害死亡保険金や後遺障害保険金は、旅行期間中に偶然遭遇した事故であることと、そのケガが原因による死亡や後遺症であること、事故発生から180日以内に死亡や後遺障害が起こっていることなど細かい条件があります。しかも、後遺障害の保険金は、傷害の程度によって3%から100%まで適用される割合に大きな差があります。ですから、必ずしも100%の保険金が支払われるわけではないことを覚えておきましょう。

他のクレジットカードにも国内旅行損害保険が付いている場合には、補償を併用できると思いがちですが、実は保証金額や日数が合算されるのではなく、どちらか一方、補償額が高い方や期間が長い方を選択することになります。また、旅行中に偶然遭遇した事故であることが前提です。被保険者は保険金を受け取る人が故意に起こした事故や、自殺によるものは対象になりません。

利用条件付帯以外の自動付帯分の補償についても、旅行を始めてから3カ月以内で、なおかつ旅行中に起こった事故でケガをしたという条件が付きます。自動付帯であっても無条件で補償されるわけではありません。なお、国内旅行中アクシデントに遭った場合、どこまでが保険の対象になるかはVJ保険デスクに電話をして確認するとよいでしょう。

国内からの通話はフリーダイヤルで年中無休ですが、受付時間はオペレーターが対応する9時15分から17時の間だけですから注意が必要です。また、電話をかける際には手元にクレジットカードを用意して、クレジット番号などを聞かれたらすぐに答えられるようにしておくとスムーズに手続きを取ることができます。

→ 三井住友VISAクラシックカードの基本情報や特徴をご紹介!

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ3 JAL CLUB-Aゴールドカード

国内旅行保険が付帯している「JAL CLUB-Aゴールドカード」には、JAL・JCBカード、JALカードOPクレジット、JAL・MasterCard、JAL・VISAカード、JALカードTOKYO POINT ClubQ、JALアメリカン・エキスプレス・カードの6種類があります。JAL CLUB-Aゴールドカードでは、提携先によって国内旅行保険の補償内容が異なるため、自分のカードがどれにあたるか確認しておく必要があります。

例えば、傷害死亡保険金の違いを見てみると、JAL・MasterCard、JAL・VISAカード、JALカードTOKYO POINT ClubQ、JALアメリカン・エキスプレス・カードの4種類では5,000万円ですが、JAL・JCBカードとJALカードOPクレジットの2種類は、クレジットカードを持っているだけで自動付帯になる分が5,000万円の他に、交通公共機関の利用や宿泊、ツアー料金などにクレジットカードを利用することを条件とした利用付帯分が5,000万円あるため、合わせて最高1億円の補償が得られます。

傷害後遺障害の保険金については、JAL・MasterCard、JAL・VISAカード、JALカードTOKYO POINT ClubQ、JALアメリカン・エキスプレス・カードの4種類では保険金額の3%から100%にあたる150万円から5,000万円という金額設定ですが、JAL・JCBカードとJALカードOPクレジットの2種類の場合は、クレジットカードの自動付帯分として最高5,000万円、利用条件分として最高5,000万円の合計1億円までの補償が付いています。ただし、後遺障害のレベルに応じて自動付帯分も利用条件分も3%から100%の間で変動します。

また、JAL CLUB-Aゴールドカードの特徴として傷害死亡補償にも傷害後遺障害補償にも家族特約があります。死亡保険金に関してはいずれのカードも1,000万円、後遺障害保険金は保険金額の3%から100%の範囲で最高1,000万円までの補償となっています。

更に、JAL CLUB-Aゴールドカードでは、クレジットカードの会員本人だけでなく家族特約の対象者も、ケガの治療費用を初め、病気の治療費用や賠償責任、救護者費用などの補償を受けられます。本人のケガに対する通院や入院の補償だけというものが多い中、補償内容が充実していて、しかも家族特約も対象になる点が特徴的です。中でもJAL・JCBカードとJALカードOPクレジットは、すべてのジャンルで補償額が他の4種類よりも高く、補償期間も3カ月間と他のカードの2倍です。

→ 「JAL・JCBカード」の基本情報や特徴のまとめ

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ4 JCB一般カード(ORIGINAL SERIES)

JCB一般カード(ORIGINAL SERIES)」の会員を対象とした国内旅行保険は、「MyJチェック」というものです。これは自動的に付帯される保険ではなく、あらかじめ登録しておく必要があります。しかも、MyJチェックは登録してすぐに被保険者になれるわけではなく、毎月19日が登録の締め切り日です。毎月19日までに登録した場合でも、翌月10日の午前0時にならなければ被保険者にならないため、国内外の旅行の際にクレジットカードを利用するのであれば、早めに登録しておいた方がよいでしょう。

JCB一般カードの国内旅行保険は、次のいずれかの場合に該当する場合のみ、死亡補償や後遺障害補償が受けられるサービスです。

・航空機や船舶を含む公共交通機関の搭乗券をJCB一般カードで購入、またはJCB発行のJALかANAのエアクーポンを購入して該当の公共交通機関に搭乗中に事故に遭いケガをした場合
・JCBトラベルまたはJCB加盟の旅行代理店や宿泊施設を通じて宿泊の予約をし、JCB一般カードで事前に料金の支払いを済ませたうえで宿泊施設の火災や爆発事故でケガをした場合
・JCB一般カードで料金を支払った宿泊を伴うツアーに参加中、事故に遭いケガをした場合
JCB一般カードの国内旅行保険には、海外旅行保険に付いているケガの入院や通院に対する補償はありません。あくまでも傷害死亡補償傷害後遺障害補償の2つだけです。あらかじめMyJチェックに登録していれば、旅行の出発前に手続きを取る必要はありませんが、利用条件付きで保障されるタイプの保険である点には注意が必要です。いくら事前にMyJチェックに登録していても、宿泊費用や公共交通機関の料金、ツアー代金などをJCB一般カードで支払っていない場合には補償の対象外になってしまいます。

また、JCB一般カード以外のクレジットカードも併用して国内旅行の料金を支払った場合、重複して双方の国内旅行傷害保険の補償を受けることはできません。複数のクレジットカードの付帯保険から保険金が支払われる場合には、すべての契約の中で最も保険金額が高い分を上限としたうえで、それぞれのクレジットカードの利用割合で保険金を按分して支払われる形になります。したがって、国内旅行で使用するクレジットカードの枚数はできるだけ絞り、国内旅行保険が付いているものを旅行代金などの料金の支払いに利用するのがおすすめです。

→ 「JCB一般カード」の基本情報や特徴のまとめ

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ5 MUFGカード ゴールド

MUFGカード ゴールドに付帯している国内旅行保険は、本会員、家族会員ともに同じ補償を受けられます。MUFGカード ゴールドの国内旅行保険がカバーする範囲は、傷害が原因の死亡、傷害が原因の後遺障害、傷害の治療のための入院、通院、手術費用の5種類です。家族特約として付けられる補償は、傷害による死亡または後遺障害に対するもののみで、最高1,000万円までです。

MUFGカード ゴールドに付帯している国内旅行保険の保険金額は、傷害による死亡保険金と後遺障害保険金が最高2,000万円、入院は日額3,000円、通院は日額2,000円です。手術保険金に関しては、手術の内容によって支払われる保険金の金額が異なります。いずれの手術も基準は3,000円ですが、手術内容によって10倍から40倍の掛け率が決まっており、10倍から40倍された金額のいずれかが支払われます。

国内旅行保険の対象となるのは、国内旅行の宿泊費や、航空券の購入費用を事前にMUFGカード ゴールドで支払っていた場合で、なおかつ宿泊中に火災や爆発事故に巻き込まれた場合や、飛行機に搭乗中に事故に遭った場合に限られます。そのため、MUFGカード ゴールドに付帯している国内旅行保険はすべての補償が利用条件付き(利用付帯保険)で、ゴールドカードの割には条件が厳しく、保険金額があまり大きくないという点が難点だといえそうです。

とはいえ、MUFGカード ゴールドの国内旅行保険には、ショッピング保険や国内渡航便遅延保険の機能が付いています。ショッピング保険は、MUFGカード ゴールドで代金を支払った品物が破損した場合や盗難に遭った場合の補償で、購入日から90日が対象期間です。ただし、「楽Pay」に事前登録して、そのカードで品物を購入した場合を除き、国内旅行のショッピング保険は海外保険のショッピング保険とは異なっており、代金を分割またはリボ払いしたときのみの適用となるため注意が必要です。

一方、国内渡航便遅延保険というのは、旅行の際に、飛行機の発着が遅れたり、預けた手荷物の到着が遅れたりした際に、余分に負担した宿泊費や衣料品などを購入するのに要した費用を補償する保険です。MUFGカード ゴールドに付帯している国内渡航便遅延保険の場合、保険金は最高で2万円です。ただし、この補償を受けられるのは、航空券の支払いにMUFGカード ゴールドを利用した場合に限られます。

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ6 iB(iD×QUICPay)

iB(iD×QUICPay)」の旅行保険は、海外向けと国内向けでは内容が大きく異なります。

iB(iD×QUICPay)の場合、海外旅行保険は自動付帯ですが、国内旅行保険は利用付帯である点がまず異なります。また、海外旅行保険は死亡・後遺障害の保険金が2,000万円、傷害治療費用、疾病治療費用、救援者費用がそれぞれ200万円、賠償責任が2,000万円、携行品損害が20万円とかなり充実しています。しかし、それに対して、国内旅行保険は傷害死亡補償と傷害後遺障害補償の2つだけで、保険金額も海外旅行保険の半額の1,000万円です。

国内旅行保険の保険金支払いの対象になるのは、iB(iD×QUICPay)で航空機や船舶を含む交通機関の乗車代金や宿泊代金を支払った旅行中の事故のみです。ただし、国内旅行中の交通機関であっても、タクシーやハイヤー、レンタカーなどに乗車中の事故は補償の対象とはなりません。

また、宿泊費に関する条件としては、ホテルや旅館にチェックインする前に宿泊費用の一部または全部をiB(iD×QUICPay)で支払っている場合に限られます。補償範囲も、宿泊中の火災、または破裂や爆発による事故によってケガを負った場合のみです。ただし、iB(iD×QUICPay)の会員になった翌日以降に出発した国内旅行であれば適用の対象になります。

傷害死亡保険金も傷害後遺障害保険金も、最高額は1,000万円ですが、傷害後遺障害保険金の方は、後遺障害の度合いに応じて保険金の3%から100%の間で支払われる金額が変動します。例えば、両眼を失明した場合には保険金の100%である1,000万円が支払われますが、片腕または片足を切断した場合には60%の600万円、手の親指を切断した場合は20%の200万円という保険金額になります。そのため、傷害後遺障害の保険金は上限の1,000万円満額が支払われるケースはそれほど多くはありません。

iB(iD×QUICPay)に付帯している国内旅行保険の保険金をもらうためには、事故が発生してから30日以内に保険金請求手続きを行わなければなりません。連絡先は損害保険ジャパン日本興亜株式会社の事故サポートセンターで、フリーダイヤルと有料ダイヤルの2種類の連絡先があります。いずれの電話も365日24時間いつでも受け付けてもらえるため、万が一に備えて連絡先は控えておくようにしましょう。

→ 「iB(iD×QUICPay)(アイビー アイディ クイックペイ)」の基本情報や特徴のまとめ

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ7 アメリカン・エキスプレス・カード

アメリカン・エキスプレス・カード」に付帯している国内旅行保険は、利用付帯保険です。アメリカン・エキスプレス・カードの場合、海外旅行については補償が自動で付帯するうえに、内容も充実しているため、数あるクレジットカードの中でも海外での使用に強いカードとして知られています。国内旅行保険はカードでの代金支払いが付帯条件になっているので、覚えておきましょう。

国内旅行保険の適用範囲は、カード会員の本人の他、配偶者や生計を共にしている6親等以内の血族、3親等以内の姻族です。また、補償の範囲は、アメリカン・エキスプレス・カードで代金を支払った公共交通を利用中に遭遇した事故、あるいは事前に宿泊の予約をし、アメリカン・エキスプレス・カードで代金を支払う旨を伝えた宿泊施設に滞在している間に起こった火災や爆発事故、あるいはアメリカン・エキスプレス・カードで購入した宿泊を伴うツアーに参加している間に起こった事故のいずれかでケガを負った場合です。

アメリカン・エキスプレス・カードの国内旅行保険がカバーするのは、傷害死亡保険金傷害後遺障害保険金の2つだけです。傷害死亡保険金も傷害後遺障害保険金も金額は5,000万円で設定されていますが、傷害後遺障害保険金の方は、最高で5,000万円であって、必ずしも5,000万円支払われるわけではありません。保険金の3%から100%の間で、負った後遺障害のレベルによって金額が変動します。

傷害死亡保険金は事故から180日以内に死亡した場合、傷害後遺障害保険金は180以内に後遺障害が認められた場合に支払われます。ケガを負った場合でも、条件によっては補償の対象にはならないこともあります。なお、配偶者や親族の傷害死亡や後遺障害にも保証は付きますが、保険金の金額はいずれも最高で1,000万円です。

アメリカン・エキスプレス・カードの国内旅行保険は、海外旅行保険と異なり通院や入院の補償が付きませんが、旅行中に購入した商品に対するショッピングプロテクション補償やリターン・プロテクション補償の特典は海外旅行と同様に受けられます。いずれも購入から90日以内の補償で、ショッピングプロテクション補償は年間500万円までです。

国内旅行中の事故に関する連絡先は、アメリカン・エキスプレス・保険ホットラインで、フリーダイヤルですが、受付は平日の9時から17時のみです。事故から時間が経つと、保険金支払いの対象から外れることがあるため、事故にあったらなるべく早く連絡を入れるようにしましょう。

→ 「アメリカン・エキスプレス・カード」の基本情報や特徴のまとめ

国内旅行保険付帯のクレジットカードおすすめ8 ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカード」の国内旅行保険は自動付帯で、航空機に搭乗する度に手続きをする必要もありません。また、ANAに限らず他社の航空会社の航空券を購入した場合でも補償の対象となります。ただし、国内の場合は航空機搭乗中の事故に対する補償のみで、他の交通手段の利用中や宿泊中の火災事故などに関する補償は付いていません。

国内旅行の補償としては航空傷害保険というかたちで、傷害死亡時に1,000万円、後遺障害が残った場合は最大で1,000万円という保険金額です。補償が自動付与されるとはいえ、航空機に搭乗中の事故だけが対象で、保険金額も1,000万円が上限のため、国内旅行用の保険として見ると魅力に欠けますが、Suicaが付いていて、利用金額に応じてマイルも貯まるという特典部分を活かせるのであれば利用価値はあるでしょう。

国内旅行中のショッピングもショッピング保険の補償の対象になりますが、国内での買い物はリボ払いか3回以上の分割払いのみが対象です。一括払いで購入したものはショッピング保険の対象にもならないため注意が必要です。

国内旅行保険が付帯しているカードとしては少々物足りないANA VISA Suicaカードですが、国内旅行中に威力を発揮するとしたら、Suicaが搭載されているという点でしょう。オートチャージ機能でチャージをするたびにポイントも貯まり、貯まったマイルをSuicaに移行して使える点も国内旅行で利用するカードとしては便利な点です。10,000マイルあたりSuica10,000円分として移して使えます。SuicaのオートチャージもモバイルSuicaも年会費無料で付けられるため、国内旅行で使うには便利な機能といってよいでしょう。

更に、ANA VISA Suicaカードを国内旅行で使うなら、「マイ・ペイすリボ」の登録しておくのがおすすめです。登録期間中は、リボ払い手数料が請求される月は1,000円あたり3マイルのボーナスポイントが付きます。国内旅行では、リボ払いか分割払いで購入した商品しかショッピング保険の対象にならないため、「マイ・ペイすリボ」の登録をしておいた方がお得です。

ANA VISA Suicaカードは、国内旅行保険付帯カードとして見ると、他のクレジットカードより見劣りがする部分もありますが、飛行機事故に対してだけ補償があればよいと割り切れば、国内旅行で使いやすいクレジットカードです。VISAブランドは全国に使えるお店が多く、Suicaも全国各地で使えます。貯まったマイルをSuicaに移行することもできるため、国内旅行中の利便性を重視するなら使いやすいカードです。

→ 「ANA VISA Suicaカード」の基本情報や特徴のまとめ

国内旅行保険付帯のクレジットカードの注意点や気になる情報

一口に国内旅行保険付帯のクレジットカードといっても、補償の範囲や補償内容がクレジットカードごとに異なります。同じクレジットカード会社のカードであっても、提携先やカードのランクによって補償の内容が異なるため、どのような規定になっているかはきちんと確認しておきましょう。

また、国内旅行保険は、海外旅行保険と比較すると補償範囲が限られているものがほとんどです。国内旅行でクレジットカードの付帯保険を利用するのであれば、必要な補償をカバーしているカードを選んで使う必要があります。

同じ航空券を購入し、同じ宿泊施設の代金を支払っても、事故の補償内容がクレジットカードによって全く違うのですから、補償面だけで比較するなら、最もカバーする範囲が広く、最も補償額の大きいカードを選べばよいということになりますが、クレジットカードには他の特典もたくさん付いています。年会費が有料か無料かという違いもありますから、国内旅行保険をどの程度まで重視するかといった点がカード選びのカギになってきます。

いずれにせよ、国内旅行保険が付帯したクレジットカードを利用するなら、旅行の予約時から利用するクレジットカードは1枚に絞っておいた方がよいでしょう。あまりたくさんのクレジットカードに分散してしまうと、いざ国内旅行保険で補償してもらおうと思ったとき、どれとどれを使ったかがわかりにくくなってしまいます。旅行中に複数のカードを使いわけていても、保険金が出るのは最も金額の設定が高いカードに限られてくるため、できるだけ枚数は減らしておいた方が無難です。万が一の死亡保険金は、カードの契約者以外が手続きを取らなければならないことも考えておいた方がよいでしょう。

▲目次にもどる