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意外とかかっている!?外貨への両替時の手数料

海外旅行では必須!外貨への両替

海外でのサービスにはチップがつきもの!

海外旅行に行くには、外貨への両替が必要になります。では、どんな時にキャッシュが必要になるのでしょうか。

海外では、タクシーを利用したときや、レストランやホテルでサービスを受けたときなどにチップを払う習慣のある国が多くあります。チップの額は料金の10~20%くらいが相場ですが、現金で渡すことが多いため外貨を用意しておく必要があります。場合によっては、料金にサービス料が含まれていることもあります。そんなときにはキャッシュカードでの支払いも可能ですが、自分の持ってきたクレジットカードが使えないという場合もあるので、ある程度の外貨を準備しておくと安心です。

移動やちょっとした買い物、観光施設での支払いに

旅行先では、タクシーや公共機関を利用して移動を行うことも多くあるでしょう。特に、タクシーやバスなどを利用する場合には、現金でしか料金を受け付けない場合もあるため、常にある程度の現金外貨を所持しておく必要があります。

また、クレジットカードが普及している国でも、お店や観光施設によっては現金払いのみの場所もあります。旅行をスムーズに効率よく進めるためにも、ある程度の外貨は持っておきたいものです。

両替方法のいろいろ!あなたが海外へ渡航する際の両替方法はどれ?

日本の銀行や両替所を利用

実際に外貨への両替をするとなると、一体どのような方法があるのでしょうか。

まずは、日本の銀行や空港の両替所で外貨へ両替することができます。日本語の話せるスタッフがいること、そして海外の両替所などで詐欺まがいの被害に遭う心配がないということもあり、最も安心な両替手段と言えるでしょう。また、現地の空港に着いたらタクシーで宿泊先のホテルまで向かうという方は、事前にタクシー代くらいは外貨へ両替しておくと便利ですね。

しかし、日本を出発する前に旅で使う現金を全て準備するというのは、金額にもよりますが、安全面を考慮してもあまりおすすめできません。旅行で使う外貨がいくらくらいになるの計算が難しい場合もあります。そのため、実際には他の両替手段と併用することが多くなるでしょう。

現地の両替所を利用

両替するには、現地の両替所を利用することもできます

目的地の空港が国際空港ならば空港内に銀行や両替所がある場合も多く、日本で手に入りにくい通貨の場合は現地調達をすることになります。一般的には、空港内の両替所よりは町中の両替所の方が、レートがいいことが多いようです。

しかし、飛行機の到着時刻によっては銀行や両替所が閉まっていることもあります。飛行機を乗り継いで小さな空港に到着する場合には、空港内に両替所がない場合もあります。到着の時間帯や空港によっては注意が必要です。

国内での販売は終了!トラベラーズチェックを利用

トラベラーズチェックとは、旅行小切手とも呼ばれる海外旅行者向けの小切手です。紛失や盗難の際には再発行してもらうことが可能で、両替よりレートも有利でした。しかし、2014年の3月をもって日本国内での販売は終了しました。発行済みのトラベラーズチェックは、海外でも現金と同じように利用可能な店もあります。しかし、トラベラーズチェックを受け付けない店やホテルも多くなっており、現地で換金せざるを得ないこともあります。そうなると、二重に両替をすることになり、手数料の面でもお得とは言えないので注意が必要です。

クレジットカードのキャッシングを利用

クレジットカードを使って、現地のATMでキャッシングを行うこともできます。VISAなら「PLUS」、MasterCardなら「Cirrus」のマークのあるATMでお金を引き出すことができます。キャッシングはローンの一種なので、借入期間に応じた金利と、ATMによってはATM使用料がかかる場合があります。海外でのATMは普及傾向にあり、都市部では町中のいたるところで見つけることができます。しかも24時間キャッシングができるATMも多いため、とても便利です。

日本、それとも現地?どっちで両替した方がお得なの?

銀行や両替所で外貨に両替する場合、日本で両替するべきか、現地で両替するべきか悩んだことがある人もいるのではないでしょうか。日本と現地の両方で両替をしたことがある人の中には、両替のレートが違うことに気が付いた人もいるはずです。実際、両替のレートはどこで両替するかによって違うため、一概には言い切れませんが、一般的には日本円と現地通貨を比較して、その流通量が少ない国で両替をした方がお得と言われています。例えば、米ドルやユーロなどは円よりも流通量が多いため、日本で両替をした方が得になる傾向があります。一方で、韓国のウォンやポンドなどは現地で両替した方が得な傾向があります。

両替手数料は為替レートに上乗せ!?

両替を行う際には、常に変動している為替レートに加え、両替手数料というものがかかります。しかし、実際に銀行や両替所などで両替をしてみると、手数料は為替レートに上乗せする形で表示されているため、どのくらいの手数料を支払っているのかを実感しにくくなっています。

では、私たちは両替時にどのくらいの手数料を支払っているのでしょうか。実は、日本の銀行を例に挙げると、1米ドル当たり3円、1ユーロあたり6円、1ポンド当たり11円と、通貨ごとにかなりの金額を支払っています。1米ドル100円として計算すると、米ドルへの両替には3%、1ユーロ120円とすると、ユーロへの両替には5%もの手数料を払っていることになります。また、通貨によっては15%もの手数料を取られることもあります。

1番お得なのは意外にもキャッシング!?

「キャッシング=高金利」は思い込みだった!?

現金での両替は意外にも多くの手数料を支払っていることがわかりましたが、キャッシングの場合はどうでしょうか。キャッシングと言うと、ローンの一種なので高金利のイメージがあります。しかし、両替には手数料が必要なため、どちらがお得な両替方法かを確かめるには、この手数料とキャッシングの金利を比較する必要があります。

一般的に、キャッシングの金利は年15~20%くらいです。しかし、実際に支払う金利は年金利にキャッシングをしてから返済日までの日数である「借り入れ日数」を掛けて、1年の日数365日で割った値(金利×借り入れ日数÷365日)になります。金利を日割り換算すると、両替手数料と比べても有利な場合が往々にしてあるのです。

ですから、短期旅行の場合など、借り入れの期間が短い場合には、現金を両替するよりもお得に両替できるケースがあるということを覚えておきましょう。

なぜクレジットカードのキャッシングがお得なの?

通常のクレジットカードでショッピングをする際の「事務手数料1.63%」とは?

なぜクレジットカードのキャッシングがお得なのか?どうすればお得なキャッシングができるのか?を調査するために、クレジットカードで支払った場合と先述の外貨両替を行った場合とでの手数料を比較して見てみましょう。

まず、通常のクレジットカードを使ってショッピングをする場合を考えると、日本国内で使用する場合と異なり、事務手数料が上乗せされます。事務手数料はクレジットカードのブランドによって決まっており、例えばVISAやMasterCardの場合は1.63%が上乗せされます。したがって、10万円の料金を支払う際には1,630円の事務手数料を支払うことになります。

キャッシングでは金利手数料(年間18%)のみ発生

次にキャッシングを利用する場合を見てみましょう。一般的なキャッシングの年金利は15%~20%と言われていますので、ここではその中間値をとって18%として考えてみます。18%の金利と言うとかなり高い印象があるかもしれません。

しかし、これはあくまでも年金利のため、実際に発生する金利は年金利の18%に借入日数を掛けて1年間の日数で割ったもの(年金利18%×借入日数÷365日)となり、その他の事務手数料は一切かかりません。短期の旅行の場合、返済のタイミングによっては、借入日数は数日から翌月払いになったとしても最大60日程度となります。

キャッシングの金利手数料の計算方法とは?

実際の金利手数料の計算式は、借りるお金に金利を掛けたもの(借りるお金×0.18×借入日数÷365日)になります。現地で10万円のキャッシングをして、30日後に返済をしたと想定して金利手数料の計算式に当てはめると、金利手数料は1,479円となります。

クレジットカードを使った場合の事務手数料1,630円と比べると、返済のタイミングによってはキャッシングの金利手数料の方が安くなる場合があることがわかります。

繰上げ返済をすればもっと金利手数料をおさえられる!

金利の計算式(18%×借入日数÷365日)によると、借入日数が短ければ短いほど金利も低くなります。そこで、次の返済期日を待たずに繰上げ返済を行えば、借入日数を短くすることができるため、金利はもっと低くなります。

繰上げ返済とは、余裕のあるときに返済期日を待たずに、ローンの一部を繰り上げして返済を行うことを言います。繰上げ返済の場合、借り入れ日数を短くできるため、金利手数料が安くなります。ですから、旅行中のキャッシングと引落しの間の日数が長くなる場合には、返済期日を待たずに繰上げ返済をすることで、金利をさらにおさえられ、お得に両替ができることになります。

短期旅行なら、外貨両替手数料よりキャッシング金利の方が割安!

いかがでしたか?以上のことから、短期間の旅行の場合、クレジットカードを利用した際の事務手数料(1.63%)や、外貨両替手数料(米ドル3%、ユーロ5%)よりも、返済のタイミングによってはキャッシング金利の方が割安になることがわかりましたね。返済のタイミングが悪く借入日数が長くなってしまう場合や長期の旅行でも、旅行中に繰上げ返済をすれば、さらに金利手数料をおさえることも可能です。これらのことを考えると、両替方法としてはキャッシングが最もお得と言えるでしょう。

さらに手数料が低いキャッシング企業も!

1週間~3ヶ月程度無利息の業者もある

海外旅行客が増える中、海外でのキャッシング手数料はさらに低くなる傾向にあります。

国内にいるなら、キャッシュカードで自分の口座のお金を自由に引き出すことができます。しかし、海外で自分の口座に手をつけられず、キャッシングの金利も低くて済むのなら、むしろ積極的にキャッシングを利用した方が得策と言えるでしょう。また、カード会社を選ぶ際の基準として、セディナカードのように繰越し返済が無料で行えることのほか、利息が安いことも重要と言えます。1週間から3か月程度無利息のカード会社もあるため、旅行プランに合わせて選ぶことで、よりお得に海外旅行を楽しむことができるでしょう。

キャッシングを利用する際に注意したいこと!

「キャッシング=一時的な借金」状態であることを忘れずに!

これまで説明してきたように、無利息の期間や繰越し返済を利用すれば、キャッシングによる外貨調達で、現金で両替を行うよりもお得に海外旅行ができます。特に海外旅行の場合は、いつも以上に出費が重なるため、手数料だけでも気付いたら何千円、何万円ととられてしまうケースもあります。キャッシングを上手に利用して無駄な出費はおさえたいものです。

しかし、キャッシングをする際にはいくつか忘れてはならないこともあります。キャッシングは、キャッシュカードを使って自分の口座のお金を引き出すこととは違い、一時的に借金をしている状態です。限度額が設定されているとはいえ、自分の支払い能力を超えた借金をすれば、帰国後に痛い目に合うことはもうお分かりですね。

返済期間をしっかり守って計画的な返済を!

借金は返済期間を守らなければ遅延損害金なども発生し、結果的に現金での両替やキャッシュカードを使った支払いよりも割高になったり、最悪の場合返済ができなくなって自己破産したりする可能性もあるでしょう。返済期間をきちんと守り、自分の支払い能力を超えるようなキャッシングをしないように計画的に利用していきましょう。

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