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10万円以下でも投資はできる!少額でも始められる資産運用のポイント

資産運用にはさまざまな種類がある

資産運用にはさまざまな種類があります。まず、預金です。預金も立派な資産運用の方法です。ゆうちょ銀行に預ける場合は貯金といます。預貯金の特徴は元本が保証されていることで、預けたお金は1円も減らずに戻ってくることが保証されています。ただし、資産運用というと、損をするリスクをとって運用益を狙うというイメージの方が強いでしょうから、預貯金以外の資産運用方法を中心にご紹介します。

リスクをとって投資するタイプの代表は、株式投資です。一般的な株式投資は、東京証券取引所などの市場に上場されている株式を対象に行います。株式を購入することによって株式を発行している会社の一部を所有したことになります。これを出資といいます。出資することによって、会社が稼いだ利益を配当金などの形で受け取ることが可能になります。株価が上昇することにより購入価格よりも高い価格で売却して売却益を狙うこともできます。

また、預金と株式投資の中間的な性質を持つ債券への投資も資産運用の1形態です。債券とは、国や地方公共団体、または事業会社などが広く一般の投資家から資金を借りるときに発行される借金証書のようなものです。債券に投資をするということは、発行した国や会社にお金を貸していることになります。債券の特徴は、借金の返済期日にあたる満期が設定されていることです。満期になると、貸した資金は額面通り戻ってきますので、株式投資と比較するとリスクは小さくなります。主なリターンは利息ですが、市場の金利水準が金融緩和政策の影響もあって低くなっているため大きなリターンは望めない環境です。

不動産を購入して賃貸経営を行う不動産投資も資産運用の1種です。すでに土地を保有している場合は、アパートやマンションを建設して賃貸経営を行うことによって家賃が得られます。家賃収入から修繕費や管理費などを支払った残りが利益になります。不動産投資は、長期間に渡って継続的に比較的安定した収入を得られるようになりますし、地価が上昇すると売却益も狙えます。また、所得税や相続税の特例を活用することによって、節税もできます。

その他の資産運用方法としては、投資信託やFXなどがあります。投資信託とは、投資家から資金を集めた投資信託の委託会社が、株式や債券、不動産などの資産に投資し、その資産運用によって生まれた利益を投資家に分配金の形で支払うものです。株式で運用される可能性がある投資信託は株式投資信託、債券だけで運用される投資信託は公社債投資信託と呼ばれています。不動産で運用されるものは不動産投資信託です。FXは委託証拠金を拠出して外国通貨の売買を行う取引です。

参考:『初心者がはじめる資産運用の種類 9種の特徴とリスクや 失敗しないための方法

資産運用方法の中には少額でできるものもある

数ある資産運用方法の中には、少額しか投資資金がない人でも投資できるものがあります。少額でもできる代表的な投資対象の1つ目は投資信託です。投資家は投資信託の委託者に資金の運用を任せることになりますが、最低投資金額は低めに設定されていますので、少額しか投資資金がない人であっても投資できる点は魅力です。

2つ目はミニ株式投資です。株式投資というと多額の資金がないとできないというイメージが強いかもしれません。株式を購入しようと思っても、単位株と呼ばれる最低購入単位の金額が大きかったため投資できなかったという経験をした人もいるでしょう。しかし、証券会社などが提供しているミニ株式投資という制度を活用することによって少額でも株式投資ができるようになります。

3つ目はFX投資です。FX投資は外国為替証拠金取引のことです。外貨の売買を行いますが、為替レートの変化により購入した通貨が高くなれば為替差益を手にすることができる取引です。この取引を行う場合は証拠金をFX業者に拠出する必要がありますが、この証拠金は少額でもかまいません。手持ちの資金がそれほど大きくなくても、外国為替取引に参加できる魅力があります。

500円から始められる資産運用もある

投資に回せる資金が潤沢にあるという人は、かなりの高所得者か相当な財産を保有している人に限られるでしょう。これから投資を始める投資初心者などの場合は、多額の余裕資金を持っていることは少ないでしょうから、投資に回す資金は少額になることが多いです。また、少額と呼べるほどの投資資金を生み出すことも難しいという人もいるかもしれません。しかし、そういった人でも500円であれば投資に回すことができる可能性があります。500円で始められる資産運用方法はあるのでしょうか。

500円といった時にまずイメージするのは500円玉でしょう。500円でもできる資産運用の代表は、500円玉貯金です。よく、500円玉を貯金箱に入れて500円玉貯金をしている人がいます。無理なく長期的に続ける貯金の方法としては有効です。この500円玉貯金をさらに一歩進めて、500円玉貯金で貯まったお金を1ヶ月に1度、積立貯金や積立投資に回すという方法が考えられます。500円玉貯金でお金を貯金箱に入れているだけでは、利息や配当などはつきません。そのため、少しでもリターンを得るために、一定期間貯めた500円玉を投資に回すという手法は立派な運用方法の1種ですし、投資資金捻出方法としても有効です。

500円玉を貯めて、まとめてから投資に回すのは面倒だ、500円でそのまま投資ができる方法はないのだろうかと思う人は、積立型の投資信託がおすすめです。積立型の投資信託とは、少額で購入できる投資信託をさらに少額の資金で積立という形で購入する方法です。積立金額の最低単位は、証券会社などの金融機関によって異なりますし、購入対象となる投資信託の種類によっても違いがあります。中には、その最低購入金額が500円という積立投資信託を扱っている金融機関もありますので、500円での投資にこだわる人は活用してみるとよいでしょう。

投資初心者が、いきなり多額の資金を投資して始めることはおすすめできません。投資の知識や経験をある程度積むことによって、リスクへの対処方法を理解できるようになります。そのため、経験を積んだ後で大きな金額での投資に移行する方が安全です。まったく投資の経験がなく、投資資金もそれほどない人は、まずは500円投資から始めてみるのもよいでしょう。投資資金が少なくて投資できないままでいると、投資経験を積むことが難しくなります。500円であっても早く積立投資を始めることは、投資に必要な知識を得たり、投資経験を積んだりすることにつながります。

10万円以下でもできる投資の代表は投資信託

100万円、20万円は無理でも数万円の投資であれば可能だという人もいるはずです。10万円以下でもできる投資となると、500円でできる投資の種類と比較した場合、選択肢はかなり広くなります。その中でも代表的な金融商品は投資信託です。投資信託は、公社債投資信託や株式投資信託、不動産投資信託などの種類がありますが、元本保証されている商品ではありませんので、損をする可能性があることはしっかり理解しておく必要があります。

中には、10万円以上や100万円以上が購入最低金額という商品もありますが、多くの投資信託は1万円程度から購入できます。そのため、購入金額によって投資信託の種類が限定されることはほとんどなく、ほぼすべての投資信託を選ぶことができるでしょう。そこでポイントになるのは、投資信託の選び方です。投資信託は数万種類が発売されているといわれています。その中から自分に合ったものを選ぶのは大変です。しかし、投資信託の特徴の違いによっていくつかのタイプに分類できますので、まずはその分類をたよりにして選んでみることをおすすめします。

投資信託の分類もさまざまな方法がありますが、少額で投資をする人が投資商品を選ぶ際に参考になるのは、パッシブ型とアクティブ型の分類方法です。パッシブとは消極的という意味で、日経平均株価などの指数に運用成績を連動させることを目標とする投資信託などが該当します。投資信託の委託者が主体的に投資信託組み入れ銘柄を選ぶのではなく、日経平均株価などの対象となっている銘柄とできるだけ同じ銘柄を指数と同じ比率で組み込むことを目指しますのでパッシブ型と呼ばれています。

一方、アクティブ型はパッシブとは逆に積極的に運用する投資信託です。例えば、日本株に投資する投資信託の場合、日経平均株価の上昇率よりも高い運用成績を目指します。この場合、組み入れられる株式の銘柄は、投資信託委託会社の運用のプロの判断によって成績が左右されることになります。目標としている指数の上昇率よりも高い成果が得られる場合もありますが、低い成果しか得られないことも珍しくありません。投資信託は、プロに運用を任せられるメリットがありますが、少額の投資であっても、どの投資信託に投資するかは、投資信託のタイプをよく確認した上で慎重に選ぶ必要があるでしょう。

参考:『運用会社と証券会社は何が違う?初心者が投資信託を利用する際に知るべきメリット・デメリット

参考:『投資信託(ファンド)とは?メリットからデメリットまで 選び方や仕組みとはじめ方

10万円以下でも株式投資ができるミニ株

10万円以下ではさすがに個別株に投資するのは無理だろうと思っている人もいるかもしれません。しかし、10万円以下でも株式投資はできます。10万円以下での株式投資を実現してくれる制度がミニ株です。通常の株式投資は、百株や千株などの最低購入株数である単位株で取引を行うことになります。そのため、株価が高ければ投資するために数十万円、数百万円の資金が必要になってしまうことも多いです。ミニ株投資は、この最低投資資金を引き下げる効果がある投資方法です。

具体的には、ミニ株投資を行うことによって通常の株式投資の10分の1の価格で株式が購入できるようになります。その結果、通常の株式投資で数十万円の資金が必要とされる銘柄にも手が届きます。少額の投資信託への投資では物足りないと考えている人にとっては、有望な選択肢となるでしょう。しかし、ミニ株には少額で投資できるメリットだけではなく、いくつかのデメリットもあります。

デメリットの1つ目は、自分が投資したい株式が購入できない場合があるという点です。ミニ株投資が可能な銘柄は、証券会社によって異なります。また、どの証券会社でも取扱っていない銘柄もあります。その理由は、市場では単位株でしか取引できないことに関連があります。ミニ株の購入申し込みを受け付けても、申し込みが1人しかいなければ、投資家からは単位株購入に必要な資金の10分の1しか集まりません。その資金では市場に対して注文ができないのです。ミニ株の取引を成立させるためには、多くの投資家が売買する銘柄であることが条件になります。多くの投資家のミニ株の注文を証券会社がまとめて単位株の注文に変換して取引をしています。そのため、ある程度の取引量が見込める銘柄しか取り扱われないのです。

デメリットの2つ目は、機動的な売買ができないことです。通常の株式投資では、取引時間中であればいつでも売買ができます。また、指値や成り行きのように、いくらで売買したいかの希望を注文に反映させることもできます。一方、ミニ株の場合は、取引は1日1回に限られ、価格も注文日の翌日の最初についた価格などのように決められていますので、指値や成り行きなどの価格指定はできません。しかし、1日1回決められた価格でしか取引できない仕組みは、投資信託の仕組みと同じですので、それほど大きなデメリットではないと感じる人も多いようです。ミニ株のメリット・デメリットをよく理解した上で10万円以下での資産運用を行うことが大切です。

10万円以下でも大きなリターンが狙えるFX投資

10万円以下でもできる資産運用方法の3つ目はFX投資です。外国為替証拠金取引であるFXは、主に外国通貨の売買による為替差益を狙うことが目的の投資です。高金利通貨を手に入れる場合は、スワップポイントと呼ばれる金利見合いが得られるケースもあります。FX投資はハイリスクの投資だといわれていますので、少額で投資をすることは難しいのではないと考えている人もいるでしょう。しかし、少額でも投資できるだけでなく、投資資金の何倍もの外国通貨売買ができることがFX投資の特徴です。

FX取引は、まず委託証拠金と呼ばれる資金をFX業者に拠出します。この金額は数万円でも構いませんので10万円以下でも投資できることになります。そして、この委託証拠金の何倍で取引するかを投資家自身決定します。国内FXの場合は最大25倍とされていますが、海外FXの場合は千倍の取引ができる業者もあります。例えば、25倍で取引をする場合、10万円の委託証拠金で250万円の取引ができることになります。

250万円で購入したあとでその外貨の価値が上昇し300万円の価値になったとすると、その差は50万円です。これが為替差益でFXの利益となります。実際の取引は、250万円支払って300万円受け取るのではなく、先に購入したら後で売却、先に売却したら後で購入することで差額を計算し、差額だけを精算する形をとります。委託証拠金は担保のような役割を果たしますので、取引が終了すると無事返ってきます。

FX取引をする場合は、FX取引の仕組みを理解することも重要ですが、業者選びも大切です。特に国内FX業者と海外FX業者では、規制する法律が変わってきますので、取引の条件などが大きく違う部分もあります。例えば、国内FXは25倍が最大ですが海外FXは倍率の規制が緩く倍率の条件が違います。また、国内FXでは証拠金を上回る損失が発生する可能性がありますが、海外FXの場合はないといった違いもあります。10万円以下で投資できたとしても、その金額を上回る損失が出てしまった場合は、投資の継続ができない事態に陥ってしまうことになるでしょう。また、利益が出た場合の税制も、国内FXの利益は分離課税で比例税率ですが、海外FXの利益は総合課税で超過累進税率が適用されるなどの違いもあります。FX投資を始める前に、どの業者を選ぶかについて、しっかりリサーチをした上で決めることをおすすめします。

参考:『FXとは?初心者が始めるための外為入門 失敗しないための基礎知識とメリット・デメリット

投資信託、ミニ株、FX、それぞれのリターンは?

10万円以下でもできる資産運用の方法として、投資信託、ミニ株、FXの3つをそれぞれご紹介しましたが、どれにしようか迷う人もいるでしょう。そこで、3つを横並びで比較してみます。同じポイントについて比較することによって、3つの投資方法の特徴がより深く理解できるようになるはずです。まずは、3つの投資のリターンについて比較してみます。

3つの投資をリターンが大きい順に並べると、一般的にはFX投資、株式投資、投資信託の順になります。FX投資は証拠金の何倍もの取引ができますので、大きなリターンが期待できるようになりますので、もっともリターンが高いといえます。次は、ミニ株ですが、こちらは単一銘柄の株式に投資することになりますので、株式投資と同じようなリターンが期待できます。一番リターンが小さいのは投資信託です。投資信託は、投資家から集めた資金で複数の銘柄に分散投資をしますので、平均的なリターンに落ち着くことになります。

しかし、投資方法を変えることによってこの順位は入れ替わる可能性もあります。例えば、FX投資をする場合、必ずしも25倍などの高倍率で取引をする必要はなく、1倍で投資をしても問題ありません。1倍で投資をする場合は、手数料などの要素を除けば為替レートの変動率がそのままリターンになりますので、株式投資よりも少しリターンが低い外貨投資と同じような位置づけの投資になります。

また、投資信託にはさまざまな種類がありますので、投資信託の選び方によっては株式投資以上のリターンが狙える場合もあります。投資信託の中には、特殊な金融技術を使って、日経平均株価などの2倍のリターンが期待できるブルファンドと呼ばれるものがあります。日経平均株価などが下がった場合に利益が出るベアファンドと呼ばれる投資信託も存在します。また、公社債投資信託を選んだ場合のリターンは債券並み、もしくは預金並みに低くなることもあります。外貨建てMMFに投資をする場合は、FX投資を1倍で行うときとほぼ同じリターンになるでしょう。

10万円以下で投資をする場合は、自分がどのぐらいのリターンを狙っているのかをはっきりと定めた上で、3つのうちどの金融商品を選ぶべきかを選択することが大切です。さらに、金融商品のタイプを選んだ後、具体的にどの投資信託商品、どの株式銘柄、どの通貨に投資するかによってもリターンは大きく変化します。そのため、最初の商品選びをするときは、慎重に検討してから決めることをおすすめします。

投資信託、ミニ株、FX、それぞれのリスクは?

では、10万円以下で投資ができる3つの投資について、リスクの観点で比較してみます。投資におけるリスクは、将来の結果がどの程度確実に読めるかということがポイントになります。例えば、2回投資を行ったとして、1回目の投資の結果が5%の利回り、2回目が1%の利回りであれば、平均のリターンは3%ということになります。別の商品は、1回目が3.5%の利回り、2回目が2.5%の利回りとすると、こちらも平均のリターンは3%です。リスクが高いのはどちらの商品でしょうか。

この場合は、5%と1%の結果平均で3%の利回りになった方がハイリスクだといえます。投資におけるリスクとは、将来の結果の振れ幅のことをいいます。つまり、株式投資のように高い売却益が得られる可能性がある一方で値下がりによって売却損が発生する可能性もある商品は、将来の予測が難しいものです。こういった商品はリスクが高いといいます。反対に、預金のように利回りは1%に満たなくても元本が保証されているため、確実に約束された利回りが得られる商品はリスクが低いということになります。

そのため、3つの金融商品のうち、一般的に最もリスクが高いのはFX投資、次が株式投資、一番リスクが低いのが投資信託への投資ということになります。FX投資は倍率を上げることによって、元手である委託証拠金の何倍もの利益を手にできる可能性がある一方で、委託証拠金を上回る損失が出る可能性もあるわけですからハイリスクの投資ということになります。株式投資も、急騰や暴落などが発生すると短期間で投資額が倍になったり半分になったりすることがありますので、FXほどではないとしてもかなりリスクは高いといえるでしょう。投資信託は、他の2つ比較すると、分散投資によってリスクが抑えられていますので、3つの中ではリスクが1番低いということになります。

ただし、リターンの所でも触れましたが、投資のやり方によってはFX投資のリスクは外貨建て預金などの一般的な外貨投資レベルにまでリスクは下がりますし、投資信託でもハイリターンが望める商品はその分リスクも高くなります。リスクとリターンには密接な関係があり、リスクを抑えようとするとリターンは低くなります。反対にリターンを大きくしようとするとリスクが高くなってしまいます。つまり、リスクとリターンはトレードオフ、あちらを立てればこちらが立たずという関係になっているということです。

投資を始める前に準備しておくこととは?

銀行預金以外の投資をする場合には、まず金融取引業者と契約をして口座を開く必要があります。10万円以下でできる投資である3つに関しては、銀行や証券会社そしてFX業者で口座開設することになります。投資信託への投資をする場合は銀行か証券会社、FX投資の場合はFX業者、そしてミニ株をやりたい場合は証券会社で口座を開く必要があります。

投資信託への投資のために口座開設をする場合は、一般口座や特定口座、そして非課税口座のどれを開設するかについて決める必要があります。一般口座は税務上の計算が大変ですので、10万円以下で投資をする場合は、特定口座と非課税口座を開設するのが一般的でしょう。特定口座は源泉徴収が行われるタイプを選ぶと、確定申告をする必要がなくなりますので便利です。FX業者で口座開設する場合は、特定口座や非課税口座はありません。

特定口座や非課税口座の開設は、窓口だけでなく郵送やオンラインで対応してもらえるところがほとんどですが、本人確認書類やマイナンバーの提出が求められます。本人確認書類は、免許証などが一般的ですが、マイナンバーカードでも問題ありません。平成28年以降は、新規口座開設にあたってマイナンバーの提出が求められるようになっていますので知っておく必要があります。特定口座は複数の証券会社や銀行で開設できますが、非課税口座は1人1口座と決まっていますので複数の証券会社や銀行では開設できません。非課税口座は税務署が承認する形をとっていますので口座開設までに一定の時間を要する場合もあります。

FX業者で口座開設する場合も本人確認書類などは必要ですが、口座開設にあたって審査がある点には注意が必要です。投資経験や収入、投資可能額などによっては口座開設ができない可能性があることを理解しておきましょう。収入が少ないことはそれほど問題視されないようですが、投資可能額が10万円以下だと審査に通らないこともありえます。将来的に可能な投資額の見込みなどを考えて申請するとよいでしょう。

口座開設ができたら、いよいよ投資開始です。どの金融商品も取引する前に投資資金を送金することが求められます。送金が完了すれば投資できる状態になります。口座に資金が入ると、すぐにでも投資したくなる気持ちが起きるかもしれませんが、投資は購入タイミングが大切ですので、あせらずに好機を待って投資することを心がけるとよいでしょう。

少額でもできる資産運用を始めて徐々に投資可能資金を増やす

10万円以下でもできる資産運用方法として投資信託への投資、ミニ株投資、FX投資の3つをご紹介しましたが、大切なことは、最初の少額の元手は大切にしながら徐々に大きな資金に育てていくことです。最初から、倍にしてやろうなどと考えて大きなリターンを狙いに行くと、トレードオフの関係にあるリスクが大きな投資になってしまいます。過度なリスクをとらず、あせらずにある程度の期間をかけて資金を大きくしていくことを優先させて投資することをおすすめします。資金が大きく育ってきたら、余裕資金の範囲でリスクをとり、無理のない範囲でハイリターンを狙うことができるようになるはずです。

参考:『100万円で始める資産運用!少額投資で初心者でも安全かつ効率的に増やせる運用方法とは

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