資産運用って何をすればいい?自分にあった資産運用とは

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そもそも資産運用とは何なのか?

資産運用とは、自分が持っている資産を効率的に増やすことをいいます。世の中にはいろいろな資産運用の方法がありますが、いちばん身近な例だと銀行での預金や郵貯銀行での貯金です。その中でも普通預金や定期預金などで利率は異なります。どこに預ければ利率が高く手数料などが安く済むか、といったこと考えるのも立派な資産運用の一つです。とはいえ、この低金利の日本で預貯金してもほとんど利子はつきません。

今は何も考えなくても働いていれば貯金が増え、退職金や年金で十分に暮していけるという時代ではありません。増える税金、膨らむ毎月の出費、上がる物価など黙っていては老後の生活に必要な資金も貯めることはできないのです。将来必要となるお金の不安を、少しでも解消するために行うのが資産運用といえます。
※参考:『初心者や中級者におすすめの資産運用の方法とは?

リスクは控えめに!貯蓄型資産運用とは

資産運用と聞くと、どうしても一か八かのギャンブルのように運任せの無謀な投資や投機を考えがちです。しかし将来に向けてさほど無理して資産を増やす必要がなければ、リスクのある資産運用を行う必要はありません。貯蓄型資産運用とはその名の通りお金を少しずつ積み立て、将来的に多少プラスになって返ってくるという、リスクの少ない資産運用のことです。

代表的なのは預貯金で、ただ預けるだけでいつでも引き出せる普通預金や、定期預金のように長期間お金を預けることで高い利率を得られるものがあります。預けたお金は銀行が運用し、決まった利率で利子を払う仕組みです。同じような仕組みで保険会社に毎月一定額を預けて、満期を迎えると一定利率分を増額して返してくれる、個人積立年金のような貯蓄型保険などもあります。どちらも社会的な信用を得ている銀行や保険会社にお金を増やしてもらう資産運用方法で、まさにローリスク・ローリターンの見本のような運用方法です。

貯蓄型資産運用のメリットは確実性だけでなく、運用の手間や面倒が少ないということが挙げられます。商品さえ選んでしまえば、後は勝手に増えていくのを待つだけです。最大のデメリットは銀行や保険会社が倒産する可能性があることです。そのような場合の救済措置が制度化されていますが、救済限度額があったり利子は付かなかったりといった制限があります。またインフレによって通貨の価値が下がってしまうことがあります。預けたお金の価値も一緒に下がるので、貯蓄型の資産運用は国の景気動向に左右されるということは理解しておかなければいけません。
※参考:『ローリスクハイリターンの投資なんてあるの?

リスクを負って資産を増やす!投資型資産運用とは

投資型資産運用とは、自分の資産を価値が変動する別のものに投資をすることで、積極的に利益を得ていく資産運用のことです。株式投資などが代表的な投資型資産運用の例になります。投資した会社の業績によって配当金を得たり、株価が上昇した場合に売却して差益を狙ったりするなど、リターンを受ける方法は様々です。世間にすっかり定着したFXは「為替」に対する投資で、常に変動する通貨価値を読んで売買することで差益を狙っていきます。他にも価値の変動しにくい金への投資や、これから収穫される農作物などをあらかじめ購入して売却益を得る先物投資などです。また、家賃収入や物件の売却益などで収益を上げる不動産投資も昔から存在する人気の高い資産運用方法といえます。

こうした投資型資産運用の特徴としては、投資したモノの価値は上がることも下がることもあるということです。勝率の高い投資先はあっても、確実に儲けられる投資はありません。必ず何らかのリスクを負うことで資産が増やせるという訳です。基本的にはリスクが大きければリターンが大きくなります。また投資先に関する知識や情報に敏感になれば、勝てる可能性が高くなるというのも共通した特徴です。必ずしも自分の資産だけで運用しなくてもよいというのも、リターンが大きくなる要因といえます。

例えば不動産投資の場合はローンで物件を購入することができますし、FXならレバレッジというシステムで手持ちのお金以上の通貨を購入することが可能です。より大きな元手があれば得られる利益が大きくなる、ただしその分リスクも大きくなるというのが投資型資産運用の基本的な構造なのです。
※参考:『資産運用の初心者が取り組めることは?まず様々な方法の基本を知ろう!

賢い資産運用の秘訣はリスク分散にあり!

資産運用を始めようとして、何か一つの商品に集中して投資するのは元手が大きくなるというメリットはありますが、投資が失敗した時に資産が減ってしまうリスクも大きくなるというデメリットがあります。ギャンブルのように遊びの一環として一か八かで賭けるならそれでも構いませんが、将来に向けた資産形成として資産を運用するのにあまりにリスクが高い投資では問題があります。かといってほとんど資産が増えないのでは投資する意味もありません。

賢く資産運用するのであれば、必ずリスク分散を取ることをおすすめします。リスク分散とは自分の資産をいくつかに分割し、確実な投資とリスクの高い投資をいくつか組み合わせて、大切な資産がなくなる危険性を減らすことです。貯蓄と株式投資、国内での預金と外貨預金などリスクの高さと将来的に確保したいリターンの金額を考慮して、いくつかの投資商品に分けて資産を分配するのが、損をする確率を減らし資産を増やす賢い資産運用なのです。

投資先は熟慮して!自分にあった資産運用をしよう

資産運用は将来的に必要となるお金を確保するために、利益が得られる商品に資産をつぎ込むことです。お金はいくらあっても困らないかもしれませんが、必要以上に利益を出そうとしてリスクの高い商品で逆に損失を出してしまっては意味がありません。長期的な視点でどの程度資産を増やしたいかがハッキリしていないと、自分のライフプランにあった投資先は見つかりません。また、投資する商品によっては複雑なシステムが絡んだり、世界の経済、政治、天候などが直接関係してきたりします。

投資のために情報収集や勉強をすることは自己研鑚としても有効ですが、興味が持てないとなかなか理解することができず適当な投資になってしまう可能性もあります。世の中には投資商品がたくさんあるので、自分の性にあった楽しめる資産運用を選ぶようにして下さいね。

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