初心者や中級者におすすめの資産運用の方法とは?

目次

自分の経験や資産レベルに応じた資産運用方法を選ぼう

近年は、将来のための資金を増やせるようにさまざまな資産運用の方法が注目されています。しかし、それらの方法は仕組みやリターンの率など異なるところがいろいろあり、また大きなリスクが伴うものもあるため、初心者では難しい場合もあります。

これから資産運用を始めようという方にとっては、まずそれぞれの資産運用の方法がどのようなものか、そしてどれだけのリスクとリターンがあるかを知るところからスタートすることになります。しかし、何となく仕組みを知ったからといって、いきなりハイリスク・ハイリターンの方法に手をつけてしまっては、大きな損失を負ってしまう可能性も高いのです。そのため、資産運用における自分の経験に応じて、これから始める資産運用の方法を見極めるべきでしょう。特に初心者は、できるだけローリスクなものから始めるのが得策です。

とはいえ、本当に初心者の方にとっては、どれがリスクの少ない方法なのかすらわからないものです。初心者にもおすすめの方法を紹介しているお役立ち書籍も多く出ていますし、金融関係のサイトで詳細に内容を説明しているものも多いですから、参考にしてみるのもよいでしょう。

また、将来的に自分がどれくらいの資産が必要か、それに届くまでにはどれだけの金額があればよいのかなど、先を見据えた計画を立てておくことは大切です。必要以上のリターンを求めた結果、運用に失敗してしまうことにもなりかねません。

運用の経験レベルもそうですが、自分の現在、そして将来的な資産レベルも考え合わせた上で資産運用の方法を選ぶのがおすすめです。
※参考:『資産運用の初心者が取り組めることは?まず様々な方法の基本を知ろう!

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いろいろある資産運用の方法

資産運用と一口に言っても、その方法にはいろいろとあります。大きなくくりで言うなら、自分自身の資産を何らかの仕組みで収益を見込めるものは資産運用に含まれると言ってもよいでしょう。例えば、比較的身近にある金融機関への預金に関しても金利が発生していますから、その分の収益を得ることができるということで資産運用に数えられます。

その他個人向け国債や株式投資といったように、その情報が広く収集できるものは比較的馴染みのある方法でしょう。また、近年注目されているのが投資信託や外貨預金で、これらの方法を紹介したお役立ち書籍やサイトも多くあります。

また、現物を利用して運用を進めるものとしては、純金への投資や不動産投資が挙げられます。時期ごとの純金の価格や不動産価値などによって、収益を上げられるものです。

また、コツが必要なものとしてFXや先物取引などが挙げられ、大きなリスクを負う可能性もありながら、成功すればリターンも大きい方法です。

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初心者にはとにかくローリスクのものがおすすめ

これから初めて資産運用を行う初心者の方には、いろいろある方法の中でも特にローリスクのものがおすすめです。資産運用におけるリスクとは、主には最初に投資した元本の額面よりも結果的に下回ってしまう元本割れが挙げられます。うまく運用できなければ、元本割れを起こしてしまって大きな損失を得る可能性も高いということです。

中には、元本が保証されている銀行預金や個人向け国債といった方法もありますから、これから初めて行う場合にはこうした安全性の高いものがよいでしょう。ただし、元本が保証されている方法には金利が低いものが多いため、資産を大きく増やすには向いていません。それを踏まえた上で、臨むことが大切です。

元本割れリスクが比較的少ないものでは、純金積立や不動産投資などが挙げられます。実物資産は将来的に見ても価値が見込めるものですから、大幅なリスクを負う確率が少ないわけです。特に純金はどの時代にも高い価値を維持するものですし、不動産についてもその価値は年数が経ってもある程度は保証されます。また不動産投資に関しては、そこに住む人がいる間は定期的に家賃収入が得られるため、長期的に継続して収益を得られるというメリットもあるのです。

ローリスクの運用方法は安全性が高い分、変動が少ないという点でリターンも少ないと言えます。初心者の方にとっては、リターンの大きさよりもリスクの少なさを選んだ方が得策でしょう。コツコツと増やしていって、将来に備える方法を選びましょう。
※参考:『ローリスクハイリターンの投資なんてあるの?

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中級者はポートフォリオ運用でリスクと上手に付き合う

資産運用の経験や知識をある程度積んだ中級者の方には、もう1歩進んだ運用方法がおすすめです。それぞれの運用方法におけるリスクをしっかりと把握した上で、それらとうまく付き合って収益を上げる方法を考えましょう。そのためには、考えうるリスクをできるだけ回避できるようにポートフォリオ運用を行うことが求められます。

ポートフォリオ運用とは、1つの方法にすべての資産を投じるのではなく、資産をいくつかの投資品目に分散させてリスクを減らすというものです。1つの商品だけに集中して投資すると、その商品が価格や金利の変動などによって値下がりしたときには、そのあおりを直接受けることになります。しかしいくつかの方法に分散させておけば、ある商品で値下がりしたときにも、別の商品で収益を上げられたときにトータルのリスクは減らせるわけです。

そのためには、ただ単に複数の商品を購入するのではあまり効果が見込めません。値動きが連動するものを組み合わせるのではなく、別の動きをするものを購入しておくというのがポイントです。値動きが連動するものは、当然ながら1つが値下がりすればもう1つもそれに連動して値下がりします。そうなれば共倒れとなってしまってポートフォリオを組んだ意味がなくなってしまうのです。異なった値動きをする商品を組み合わせるには、それぞれの値動きの傾向をある程度知っておく必要があるでしょう。

また、金融商品においてのメリットとは、流動性が高いか、またリスクが少ないか、そしていかに収益が得られるかなどがポイントとなります。しかし、これらすべてにおいて優れている商品があるわけではなく、それぞれに長所と短所が存在します。

そのため、ポートフォリオを組むときには、1つの商品の短所を別の商品の長所が補う形を取るのが理想です。そうして複数の商品を組み合わせ、トータルで見たときに3つのメリットがバランスよく存在するような形にすればよいわけです。

そして、ポートフォリオを組む際には長期的なスパンで収益を得るという意識も忘れてはならないでしょう。短期的な結果だけを求めていては、複数の商品で足りない部分を補うという方法はあまり意味をなさなくなってしまいます。ポートフォリオに取り入れる商品の特性をよく知った上で、長い目で見たときに収益が見込めるような組み方をするのがおすすめです。

こうしたポートフォリオ運用を行うためには、商品の特性や相性などといった知識も求められます。そのため、運用に対して中級以上の経験や知識を持っている方が挑戦することが望ましいワンランク上の運用方法と言えるでしょう。

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資産運用について知るお役立ち書籍

ここからは、資産運用を始めるための知識を得たり、また賢く運用したりするために役立つ書籍を紹介します。

まずは、テレビでも経済や社会問題についてわかりやすく解説してくれる池上彰さんの「知らないと損する池上彰のお金の学校」。初心者にはわかりにくい経済の仕組みに関して、非常にわかりやすく解説してくれています。資産運用にかかる商品について知る前に、経済の基本を身に着けるのにおすすめです。

また、資産運用を行う方の必携本とも言われているのが、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」です。2015年には改訂版が出版され、全世界で多くの方が愛読している経済書です。普通の人が大きな資産を得るための具体的な方法を記したもので、運用のあり方を知ることができるお役立ち本です。

もう1冊、内藤忍さんの「60歳までに1億円つくる術-25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める」も資産運用に役立つ本です。タイトルにあるとおり、年齢ごとに取り組むべき資産運用への姿勢や実践方法が簡潔にまとめられています。自分の年齢に合わせて、60歳という年齢を想定したときにどのようにして資産を増やしていくのか、その方法や理論を学ぶことができる本です。

これらの本は、資産運用をする方にとって1度は読んでおくべきものであると言えます。経済の基本から、具体的な運用理論などを頭に入れた上で実践に臨みましょう。
※参考:『資産運用のための株の始め方

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