ボーナス払いをうまく使おう!オススメしたいそのワケとは

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ボーナス払いを活用しよう!

クレジットカードの支払い方法には、一括払い・分割払い・ボーナス払い・リボ払いの4つがあります。自分のフトコロ事情に合わせ、みなさんは支払い方法を使い分けていることでしょう。手元にお金がない!という人は分割払いやリボ払いを積極的に使っているかもしれません。しかし実は、そんなときはボーナス払いの方がオトクだということはご存知でしょうか?ボーナス払いとは賞与の時期まで支払い時期を先延ばしにできる方法ですが、これには手数料がかかりません。引き落とし日が違う、ということ以外は一括払いと何も変わらないのです。分割あるいはリボ払いにすると手数料がかかり、実際に買い物に使った以上の金額が請求されてしまいます。ボーナス払いをうまく活用すれば、節約に繋げることができるのでオススメです。

ボーナス払いの仕組みとは?

そんなオトクなボーナス払いですが、無計画に利用すると思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。うまく味方につけて家計収支をコントロールするためにも、その仕組みについてよく理解しておきましょう。
ボーナス払いの場合、いずれのカード会社でも基本的には年2回、夏と冬のボーナスの時期に合わせて引き落とし日が設定されています。カード会社によっては引き落とし日があらかじめ決まっている場合もあれば、自分で任意の支払い月を選べる場合もありますので、自分の持っているカードの利用方法を確認しておくことが重要です。しかし原則は夏の支払いは8月、冬は1月です。一括払いの場合は翌月、分割の場合も翌月から支払いは始まりますので、「引き落とし日を延長できる」という点こそがボーナス払いの一番の特徴と言えます。
味方につければとても便利なボーナス払いですが、その支払い方法は基本的には一括です。ですが、「二括」が選択できるカードもあります。二括払いは夏と冬のボーナスをそれぞれ使って約1年間かけて支払いをするという方法です。かなり高額な買い物をするときに役立ってくれますが、この方法には残念ながら手数料がかかってしまいます。しかし利用金額に対し1.5%ほどのことが多いので、分割払いやリボ払いに比べれば手数料はかなり抑えられます。提携している店舗ならば手数料不要で二括払いにできることもあるので、お金に余裕がないというときには積極的に使いたい方法ですね。
しかし、「ボーナスなんて貰えない!」という人も中にはいるかもしれません。ボーナスの支給があるのは基本的には一般企業で働くサラリーマン、あるいは公務員だけです。ボーナスがないアルバイトやパートの人などは利用しようとはなかなか思わないかもしれませんね。あるいは専業主婦の方や自営業、企業の役員といった方もカード利用者の中にはいます。しかし実はそんな人でもボーナス払いを利用することができます。ボーナス払いというのは単に一般的なボーナスの時期に引き落とし日が設定されているからそう呼ばれるだけで、「ボーナスを使って払わなければいけない」というわけではないからです。そのため、カード会社が支払い方法としてボーナス払いを提供しているのならば誰でも利用は可能です。その場合には自分で計画的にお金を貯め、ボーナス時期に手元にお金がない!という状況に陥らないように注意する必要があります。

いつ引き落としされるの?

ボーナス払いで支払ったものが夏と冬のどちらに引き落とされるか、というのはカードを利用した時期によって決まります。これもカード会社によって異なりますが、夏は12~6月利用分、冬は7~11月利用分、と設定していることがほとんどです。例えば三井住友VISAカードの場合、12月16日~6月15日に利用した分は8月10日、7月16~11月15日に利用した分は翌年の1月10日に引き落としされます。仮に12月31日にボーナス払いで支払いをした場合、翌年の8月10日に引き落としがされるので半年以上、支払いが引き延ばされることになります。手数料は無料ですので、大きな買い物をするときには便利ですね。ちなみにそれぞれ6月16日~7月15日、11月16日~12月15日はボーナス払いが利用不可になりますので注意が必要です。三井住友VISAカードの支払い日は原則毎月10日ですが、金融機関によって引き落とし日が6日や8日に変わる場合もあります。その場合にはボーナス払いの締め日・引き落とし日も変わるので、自身のカード情報をよく確認して下さい。
ボーナス払いを使えば、カード利用から引き落とし日までの間、いずれは支払うお金ではありますが、手元に現金が残ることになります。それもまたボーナス払いのメリットと言うことができます。手元に現金があれば冠婚葬祭などの急な出費に対応できますし、半年間だけ定期預金する、といった資産運用も可能です。金利を考えれば大した収入にはならないかもしれませんが、現金があるからこそできることはあるのです。また使う金額が大きければカードのポイントも増えますので、その部分でオトクを感じることもできますね。
更に、一度ボーナス払いしたものを、リボ払いに変更するということもできます。支払い月以外にも事前の申し込みがあれば変更可能で(ただし、引き落とし口座に指定している金融機関によって申し込み期限はあります)、リボ払いとしての取り扱いはボーナス払いの引き落とし月の締め日からとなります。ボーナス払いにしたものの、ちょっとお金が…というときにありがたい制度です。ちなみに前述の三井住友VISAカードの場合には、支払い予定の全額をリボ払いにすることもできますし、一部だけをリボ払いにする、ということもできます。普段からリボ払いを使っている、という人はボーナス払いをうまく使えば金利手数料を抑えることができ、ムダを省けます。

中には使えないお店も…

手持ちのクレジットカードにボーナス払いという選択肢があっても、場合によっては利用できないことがあります。それはボーナス払いに対応していないショップも中にはあるからです。もしくはボーナス払いのできる時期を限定している、というショップもあります。利用者にとっては手数料がかからず支払いに猶予ができてとても便利なボーナス払いですが、実はショップ側からするとその利用はあまり歓迎できません。理由として、まず購入代金がすぐに入金されない、ということが挙げられます。例えば12月31日にボーナス払いで商品を購入したら、その支払いは翌年の8月になり、クレジットカード会社からショップへ入金されるのは早くて7月です。ショップにとっては半年以上、売上がない状態になってしまうのです。収支報告をしたり予算管理をしたりするときに特別な配慮が必要になり、面倒だと感じてしまうのかもしれません。
また利用者の手数料は無料ですが、ショップからクレジットカード会社に支払う手数料はあります。ボーナス払いの場合は一括払いよりも高くなってしまうことが多いので、そのこともショップ側がボーナス払いを敬遠する理由になっています。しかしボーナス払い可にすれば大きな買い物をオススメしやすくなるので、ショップとしてもジレンマを感じるでしょう。そのため、店によって対応方法が変わってくるのです。家電量販店や家具販売店などではボーナス払いを全面に推奨しているお店もあります。反対にコンビニのような小さな小売店の場合、断られることが多いかもしれません。
ボーナス払いの利用方法は、カードを出したときに「ボーナス払いで」と申告するだけです。もしそのショップがボーナス払いに対応していない場合には、そのときにわかります。事前に使用可かどうか知っておきたい、という場合には店員に聞けばすぐに答えてくれるでしょう。またボーナス払いができるショップであっても、「¥10,000以上」「¥20,000以上」と利用できる金額に制限をかけていることも多いです。これはショップによって金額が異なりますが、¥10,000未満の場合は利用不可としているショップが一般的です。いくらからボーナス払いが利用できるのかも、事前に確認しておくといいでしょう。

使うときには限度額に注意!

大きな買い物をするときに便利なボーナス払いですが、これボーナス払いもカードのショッピング枠の中での利用です。そのため、当然限度額を超えた金額の買い物をすることはできません。「今年はボーナスが期待できるから」と奮発した買い物をしようと思っても、限度額を超えるような金額になれば使うことはできません。もし限度額以上の買い物がしたい、という場合にはカード会社に申請をして限度額を引き上げるところから始めましょう。カード会社によっては一時的に限度額を引き上げることも可能なので、「○月に大きな出費がある」などと事前にわかっている場合には、申し込みをしておいてもいいかもしれませんね。もちろん一時的にせよ継続的にせよ限度額の引き上げには審査がありますので、希望通りいくとは限りませんが。
また、限度額ギリギリの利用もあまりオススメできません。支払いを終えるのは長いと7ヶ月以上先になりますので、その間自由に使えるショッピング枠が少なくなってしまっては何かと不便でしょう。日常生活に必要な分は残しつつ、計画的に使用していくことが重要です。あるいは複数のカードを使い分けてみてもいいかもしれません。もちろん、その場合にはより一層自分の家計収支管理が重要になります。
しかしこのご時勢ですから、期待していたほどボーナスが貰えなかった、あるいはボーナスカットになってしまった、というのは珍しい話ではありません。「ボーナスで払えばいいや」と安易に支払ってしまい、あとで苦しむ…となってしまうこともありえなくはないでしょう。ボーナス払いは「ボーナスで支払わなければならない」わけではないので、予定していたボーナスがなかったからといって、カード会社が支払いを延期してくれるということはありません。自分を安心させるためにも、普段からコツコツ貯蓄をしておくというのも大事なポイントです。

海外でのショッピングにボーナス払いは使える?

VISAやJCBといった国際ブランドの場合、海外でも問題なく使うことができて便利です。ただし、ボーナス払いは日本独自の制度であり、海外では利用できないので注意が必要です。基本的には海外でのカード払いは一括払いかリボ払いのどちらかしか選べません。加えて、この支払い方法は実際にカードを使うときに決めるのではなく、申し込みのときに「海外では○○払いとする」、という選択をしなければならないのです。海外で使うときには自身が申し込み時に選択した方法でしか支払うことができません。自分の持っているカードが「海外利用の際はリボ払い」と設定してあれば、どこの国でどんな買い物をしても、否応なくリボ払いになってしまうのです。そのため、海外旅行に行く際には自分のカードの設定をよく確認しておくことが必要です。
しかし海外ではボーナス払いという制度がないのに、海外ブランドであるマスターカードやVISAにボーナス払い設定があるのはなぜ!?と疑問に思う人もいるでしょう。その答えは、カードの発行会社にあります。カード自体のブランドは海外でも、実際にカードを発行しているのは日本国内の会社です。例えばVISAカードならば三井住友のほかに三菱東京UFJニコス、セディナ、りそな、イオン、トヨタ…など多数の会社から発行されており、これらはすべて国内の会社です。支払い方法を決めているのはこの発行会社であり、そのため支払い方法にボーナス払いが設定されているのです。返済方法もそれに合わせ、日本独自の方法になっています。
もし海外での買い物でボーナスをあてにしたいのなら、ボーナスの受け取り時期に引き落とし日がくるように計画的に海外旅行をするか、もしくは自分でボーナスを貯金しておく、という方法しかないようです。

ボーナス払いのメリットとは?

ボーナス払いの利用方法、その仕組みは大体理解していただけたかと思います。最後に、ボーナス払いを選ぶことによってどのようなメリットがあるのか、ご説明します。
その1:ムダな出費が減らせる!
クレジットカードを日常的に使っていると忘れがちになってしまいますが、クレジットカードの利用は「一時的な借金」と言えます。分割やリボによって支払いが引き延ばされる、というのは借金の返済を遅くしてもらっているようなものです。だからこそ、そこに手数料が発生するのでしょう。特にリボ払いにしていると毎月の支払額が一定なので、ついつい使いすぎてしまい、気付けば手数料だけでも大きな金額に…となってしまうこともあります。ボーナス払いならば金利手数料はかかりませんので、普段から分割払いやリボ払いを積極的に使っている、という人にとっては大きなメリットとなるでしょう。もし支払いに無理が生じた場合にはリボ払いに切り替えもできますので、とりあえずボーナス払いにしておく、という方法もできます。
その2:計画的なお金の管理ができる?
ボーナス払いは一括払いと引き落としの時期が異なるだけで、特に他に違う部分はありません。しかし、この「引き落とし時期が違う」ということこそがボーナス払いのメリットと言えます。一括払いの場合、毎月毎月引き落とし日があり、その度に手持ちのお金が無くなってしまいます。手持ちがないからといって気軽にカードを切っていると、引き落とし日になって「あれ?!足りない!」と慌ててカードローンを使う…なんてことにもなりかねません。しかしボーナスの場合には引き落としまでに一定の期間があり、その間に落ち着いてお金の準備をすることができます。例えば1月に¥60,000の商品をボーナス払いで買った場合、引き落としは8月になります。「2~7月の間、毎月¥10,000を貯金していけばいいのね!」と計画を立てやすくなり、堅実な支払いができるようになるでしょう。

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