還元率が2.0%を超えるクレジットカードについて

オリコカード・ザ・ポイントカードは、その名のとおり高いポイント還元率を誇るカードです。同カードは、年会費が永年無料でETCカードも発行手数料・年会費ともに無料になります。日常の買い物や公共料金の支払いでも1%以上のポイントが貯まります。ネットショッピングが好きな人は、オリコモールを経由しての買い物がおすすめです。モール経由での買い物は、2~17.5%のポイントが還元されます。オリコモールでポイントが還元される対象は、楽天やAmazonも含まれています。

モールを経由するとポイント還元率が良くなるサイトは多数ありますが、Amazonでのショッピングも対象になっているところは多くありません。Amazonカードよりも還元率が高いカードとして知られています。同カードはポイントの使いやすさにも定評があります。通常のカードは、商品券やキャッシュバックに最大1カ月程度かかることもあるのに対し、このカードは500ポイントからAmazonギフトやiTuneギフトコード、Tポイント、LINEギフトカードなどに即時交換が可能です。

オリコ・ザ・ポイントカードは入会後6カ月間は、通常のカード利用のポイント還元率が2%になると同時に最大8,000ポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。年会費が無料なのにポイント還元率が良いので、コストパフォーマンスと使い勝手を重視する人は持っておきたいカードのひとつでしょう。2つ目に紹介するのはライフカードです。ライフカードも業界では最高水準のポイント還元率を持つカードとして知られています。年会費は永年無料で家族カードやETCも会費無料です。

ライフカードのメリットは、100円利用ごとにポイントが貯まるところです。他のカードは1,000円ごとの利用に対してポイントが付与されることが多いことと比べると、取りこぼしが少なくポイントを貯めやすいといえるでしょう。ポイントで気になるのは有効期限です。せっかく貯めていたのに、有効期限が到来する前に交換単位まで貯められず失効してしまったという人もいるかもしれません。ライフカードのポイント有効期限は最長5年間です。じっくりとポイントを貯めることができます。

通常でも高還元率なライフカードですが、入会初年度の還元率は1.5倍です。プラスして誕生月はポイントが3倍になるので、高額商品の買い物の予定がある場合やまとめ買いはそのタイミングを狙うとよいでしょう。翌年度以降も、前年の利用額に応じて還元率がアップしますので、使えばお得になるカードです。貯めたポイントはJCBギフトカードやANAのマイルなどに交換することができます。現在、ライフカードは最大1万2,000円相当のポイントプレゼントキャンペーンを実施中です。

3つ目は、航空マイルを貯めている人におすすめの、アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカードです。アメックスといえば、ステータスを感じるカードブランドとしても客観的に評価されています。年会費は1万円(税抜)で、家族カードは年会費が5,000円(税抜)かかりますが、年会費を上回るだけの価値があるカードです。同カードの一般加盟店でのマイル還元率は1%になります。

1マイルの価値は1.5円程度と考えるとポイント還元率は1.5%です。ANAの場合、レギュラーシーズンなら1万5,000マイルあれば日本国内の大半を往復できるので、時期や場所によってはそれ以上の還元率があると考えることができます。アメックスには3,000円(税抜)でポイントの有効期限が無期限になる「メンバーシップ・リワード・プラス」という制度があります。スカイトラベラーカードではこの制度が自動付帯されていることも大きな魅力です。

有効期限がないので、海外線やファーストクラスを目指してコツコツとマイルを貯める楽しみもあります。マイルへの移行手数料もかかりません。ただし、ANAのみ参加登録費がかかりますので注意してください。スカイトラベラーカードは、対象28社の航空会社の航空券を公式サイトで購入した場合にはポイントが3倍になります。国内の航空会社だけでなく、スターアライアンスやワンワールドなど、航空連盟に加盟している海外の航空会社も対象です。マイルが貯まるのは航空券の購入だけではありません。

日本旅行で取り扱いのあるパケージツアーやホテルの宿泊料金、高速バス、JRの切符購入でも3%が貯まります。このカードの魅力は付帯サービスも充実している点です。飛行機を利用する人にとっては、空港ラウンジが無料で利用できることはメリットでしょう。他社のカードは無料になるのはカード会員本人だけのケースが多いですが、スカイトラベラーカードは同伴者も1名まで無料です。

空港ラウンジにはソフトドリンクだけでなく、アルコールや軽食も楽しめるほか、スマートフォンやPCを充電できるコンセントもありますので出発前後の空き時間に利用するのに最適です。付帯サービスの中でいざというときに頼りになるのが、旅行傷害保険です。死亡やケガなどの通常の補償に加えて、海外旅行の場合は、航空便の遅延や欠航などで発生したときの宿泊・食事代を補償してくれます。手荷物の紛失の再調達費用も補償されているので、このカードがあれば別途保険に加入する必要性は低いといえるでしょう。

スカイトラベラーカードは入会時ボーナスが3,000ポイント(3,000マイル相当)です。入会後1年以内に提携航空会社や旅行代理店で指定商品を購入すると5,000ポイント(5,000マイル相当)もらえます。さらに、カードを継続すると毎年1,000ポイント(1,000マイル相当)のプレゼントがあります。

還元率やキャッシュバック率だけでなくそのポイントがどこで使えるのかも把握する

クレジットカードに入会するときはポイントの還元率やキャッシュバックの内容に気をとられてしまいがちです。しかし、多くのケースでは「最大○○円プレゼント」となっており、条件を満たさなければ期待したほどのメリットは得られないでしょう。カード固有のポイントが付与される場合は、それがどこで利用できるのかも確認しておくのが大切です。せっかくポイントを貯めても、利用できる場所が限定されていたり、交換できる商品に魅力が乏しかったりすれば、あまり使い勝手はよくありません。

ポイントの付与時期も異なる

ポイントが付与される時期は各社さまざまです。入会キャンペーンには、一定の時期までに一定の金額を利用したことで初めて付与されるものもあります。すぐ特典をもらえると思っていたのに、思っていたよりも時間がかかったということにならないように、事前にポイント付与の時期や条件はチェックしておきましょう。スカイトラベラーカードの場合は、すでに持っているマイルの有効期限がもうすぐ来てしまいそうなときに入会し、マイルを合算して特典航空券やグレードアップに利用するという裏技もあります。

高還元率か否かでどれくらい獲得に差が出るのか

最後に、利用金額毎にポイント還元率が0.5%程度の通常のカードと今回紹介したカードとでどれくらい差が出るのかを比べてみましょう。利用金額が10万円の場合、0.5%のカードでの還元率は500円です。2%では2,000円、50万円では2,500円にもなります。さらに、1万円、100万円では5,000円、2万円、200万円では1万円、4万円となります。見て分かるとおり、2%のカードで還元されるポイントは常に0.5%のカードの4倍です。利用金額が大きくなればなるほど、ポイントも無視できないほど大きくなっていきます。多くのカードでは前年の利用実績が一定金額以上に達すると翌年の還元率に上乗せがありますので、実際の差はこれ以上広がると考えられるでしょう。

まとめ

高還元率のカードには年会費が無料のものと有料のものがあり、それぞれのサービスに特徴があります。たしかに、クレジットカードとしてだけみれば、年会費は無料のものの方がよく見えるかもしれません。しかし、今回紹介したスカイトラベラーズカードのように年会費を払っても、使い方次第では年会費以上のサービスを享受できる内容のものもあります。クレジットカードで支払えるものは、すべてカード払いにするくらいの姿勢で積極的にクレジット払いにしていくと、年間の利用額は相当な金額になるものです。

その分が航空券のマイルとなって旅行にかかる交通費を捻出できるとしたら、単純な還元率以上に効率がよいといえるでしょう。通常有料の空港ラウンジも無料で使える、ちょっとした特別感も味わうことができます。ただし、いくらサービスが良くても利用しない人には意味がありません。カードは還元率に加えて、自分のライフスタイルに合うものを探す視点が必要でしょう。