1人あたり平均3枚も所持していると言われる、「クレジットカード大国」の日本。

ですが、クレジットカードをいざ作ろうと思っても、正しい使い方が分からない、そもそもどこで発行すればいいの?などの疑問や不安をもっている方も少なくありません。

そこで今回は、クレジットカード初心者が疑問に思うことや、正しいカードの使い方、発行方法まで、クレジットカードを初めて使う方のために必要な情報を分かりやすくご紹介していきます。これからクレジットカードを使ってみたいと考えている方はぜひ、参考にしてみてくださいね。

目次

クレジットカードを持ったことがない人にとっては、

「クレジットカードを持ったら、借金まみれになってしまうのでは?」
「無料のクレジットカードを発行したら、後から多額の請求をされそう・・・」

といった不安もあるかと思います。
ですが、クレジットカードは正しい使い方さえ理解できれば、あなたの生活をより豊かにしてくれる大変便利なカードなので、余り身構えずに安心して読んでくださいね。それでは、さっそく詳しく見ていきましょう!

クレジットカード初心者が知っておくべき基本
①発行って無料なの?


まず、クレジットカードを発行しようと思ったときに浮かぶのが「カードを作るのにお金ってかかるの?」という疑問。

結論から言うと、基本的にクレジットカードを新規で作成する際、入会金・発行手数料・事務手数料などは、ほぼ100%かかりません。テレビCMでおなじみの楽天カードや銀行系の三井住友VISAカードも、発行手数料は一切無料なんです。

ただし、カードを所持するにあたり「年会費」というものを別途支払う場合があります。年会費の有無に関わらず、クレジットカード発行の際にかかる手数料は基本的にゼロ円ですが、年会費がかかるカードの場合は、入会時はもちろん、2年目以降も支払いをするタイミングがあるということを覚えておく必要があります。

クレジットカード初心者が知っておくべき基本
②お店でカードを使うたびに、手数料がかかるの?

次に、クレジットカードを発行し実際にお店や通販でカード払いをしたとき、手数料がかかるのか?という疑問。
こちらも基本的に、手数料が発生しない支払い方法で決済をすれば、手数料は一切かかりません。
というのも、カードの支払い方法にはいくつか種類があります。

・一括払い
・二回払い
・分割払い
・リボ払い

上記の支払い方法で手数料がゼロ円なのが、一括払いと二回払いです。3回以上の分割払いとリボ払いに関しては、返済回数や金額に応じて金利手数料が発生します。

分割払いとリボ払いでは、金利手数料の計算方法がことなりますので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
※参考:『クレジットカードの分割払いまとめ
※参考:『リボ払いを知って、クレジットカードを活用しよう
※参考:『クレジットカードの手数料は怖くない?!便利なカードを100%楽しむカギは手数料にあった!

どちらにせよ、大きな買い物をしたり返済期間を長くしたりすると、負担しなければならない手数料がどんどん増えていきます。毎月の返済額が減るので一時的に楽になるのは事実かもしれませんが、これらの手数料や返済方法をしっかり理解しておかないと、気付いたら返済額が膨大になっていた!ということにもなりかねませんので、クレジットカード初心者の方は、手数料が発生しない一括払いや二回払いを利用することを心がけた方がよいでしょう。

クレジットカード初心者が知っておくべき基本
③カードの発行に必要なものは?

クレジットカードを発行する際に必要となる書類は以下です。

・身分証明書(運転免許証、パスポート、住民票の写し など)
・クレジットカード代金の引き落とし用口座
・引き落とし用口座の銀行印
・(未成年の場合)保護者の同意書

クレジットカードは、インターネットから簡単に申し込むことが可能です。もし、身近にインターネット環境がない場合でも、銀行などの店頭申込みや郵送申込みといった方法もあるので安心してください。
ですが、インターネットからの申込みの場合は、各カード会社がインターネット申込み限定の入会キャンペーンなどを頻繁に実施しているので、こちらの方法が1番おトクと言えそうです。
ちなみに、郵送申込みの場合に必要な記入用紙は、コンビニや駅の窓口に置いてありますので、必要な方は探してみてくださいね。
※参考:『クレジットカードを作りたい人のためのカードの作り方
※参考:『クレジットカードを再発行するときに知っておきたいこと

クレジットカード初心者が知っておくべき基本
④なぜ年会費無料のカードでも入会特典が豪華なの?

「無料でカードが発行できるのに、特典やポイントがもらえるなんて、なんか怪しい・・・」
「入会特典を受け取ったら、後から多額の請求をされそう」

インターネットから新規でクレジットカードを発行しようとしたとき、そんな不安を抱く方もいるのではないでしょうか?それもそのはず、多くのカード会社が新規入会特典として5,000円分のポイントを付与したり、6,000円分のギフトカードを贈呈してくれたりするのです。

こんなに新規会員にプレゼントをあげていたら、カード会社はそのうち破綻してしまうのでは?と心配になってしまいそうですが、ではクレジットカード会社はなぜこのような太っ腹なキャンペーンを実施することができるのでしょうか?

実は、クレジットカード会社にとって、太っ腹なキャンペーンを実施してでも「新規会員を増やす」ことには大きく分けて2つのメリットがあったのです。

①ネット経由で新規会員になったユーザーは、ネット通販やウェブサービスでカード決済をする確率が高い
②ネット経由での会員獲得は、人件費がかからない

インターネットが世の中に広まる前は、店頭やデパートなどでカード会社の従業員がせっせとカード会員の呼び込みや申込み対応に追われていたのですが、ネットから新規会員を獲得できるようになったため、その分の人件費が浮き、入会特典に充てることができるというわけなんです。ネットで申し込んだ新規会員は、ネット通販などネット上でカード決済をしてくれる可能性が高いため、カード会社にとってはネット経由での新規ユーザーが1番求めている層だったりするのです。

このようにお金をかけずに新規会員を効率よく獲得できる仕組みが整ったため、太っ腹な入会キャンペーンが実施できるというわけなんですね。

今では、新規入会時の特典を見てどのクレジットカードにしようか悩む人がたくさんいるほど魅力的なキャンペーンがたくさん!
みなさんも、クレジットカードを新たに発行する際は、入会特典を参考にしてみてもよいかもしれません。

クレジットカード初心者が知っておくべき基本
⑤カードが不正利用されたらどうなるの?

ボタン1つで大金が利用できてしまう魔法の道具「クレジットカード」。自分ひとりで正しく利用する分には構いませんが、最近では

・財布を落として他人にカードを悪用されてしまった
・カードの暗証番号が不正に知られて利用されてしまった

などの被害に遭う方も少なくありません。これが理由で、クレジットカードを持ち歩くのが怖いと考えている人もいるかと思います。

でも、安心してください。クレジットカードにはこんなサービスがついているのです。

盗難保険
紛失保険

日本国内で発行されているほぼ全てのクレジットカードには、入会時の付帯サービスとしてこの「盗難保険」「紛失保険」が自動で付いています。

盗難・紛失保険とは、万が一あなた名義のクレジットカードを紛失してしまったり不正利用されてしまったりした場合でも、あなたがその損害を負担する必要はなく、カード会社に補償してもらえるという保険のこと。ですので、どれだけ利用限度額が高いクレジットカードを持っている方であっても、万が一のことを考慮したとしても安心して持ち歩けるというわけなんです。

ただし、この盗難・紛失保険の補償外となり、使われてしまった金額が手元に戻らないパターンも存在します。
例を挙げると、

・自分の不注意でカードが入ったかばんや財布を置き忘れた→完全に自分に落ち度がある
・カードに署名をしないまま紛失してしまった→完全に自分に落ち度がある
・家族や友人に貸して不正に利用された→自分名義のカードを使わせることが規約違反

といった場合です。新しくクレジットカードを発行した際にカードの裏面に署名をし忘れる方が多いようなので、これから発行しようと考えている方は特に注意していただきたいです。

万が一、自分名義のクレジットカードが盗難・紛失の被害に遭った場合には、ただちにカード会社および警察に届出をする必要があります。
その詳しい方法は以下の記事でご紹介しておりますので、お時間がある際に目を通してみてくださいね。
※参考:『慌てないで!クレジットカードが不正利用されたときの対処法

クレジットカード初心者が知っておくべき基本
⑥実際にカードの発行方法が知りたい


———1. クレジットカードの発行手順———

では実際にクレジットカードを発行する方法を詳しくご紹介していきます。ほんの10~15分で完了しちゃうので、初心者の方でも気軽に申請できますよ。

まずは、先ほど(③)でご紹介した、クレジットカードを発行する際に必要な以下の書類を手元に準備します。

・身分証明書(運転免許証、パスポート、住民票の写し など)
・クレジットカード代金の引き落とし用口座
・引き落とし用口座の銀行印
・(未成年の場合)保護者の同意書

書類が整ったら、インターネット(各カード会社の公式サイトなど)・郵送・窓口のいずれかの場所にて用意された用紙または記入フォームに必要事項を記入します。

———2. クレジットカード会社の審査内容———
その後、インターネットであればフォームを送信、郵送や窓口の場合は書類を送付し、カード会社の審査を待つことになります。

ここで、カード会社は「個人信用情報機関」という場所に連絡をし、申し込み希望者の過去のクレジットカード利用履歴(クレジットカードヒストリーと言います)などをチェックします。これにより、対象者が本当に信用できる人なのかをカード会社側が見極めるのです。

※個人信用情報機関にて確認できる項目
・現在、過去のクレジットカード利用履歴
・消費者金融や銀行からの借り入れ金額、返済履歴・滞納状況など

上記項目に加えて、申し込み希望者の職業や年収、持ち家の有無などを総合的に判断したうえで、審査の結果が決定します。

基本的には、クレジットカードの利用履歴に何も問題がなければそのカードの審査は通過できると思って大丈夫でしょう。

まれに、あなたの勤めている会社にカード会社から本人確認の連絡が来るケースがあります。といっても、「おたくの会社に、〇〇という方はいらっしゃいますか?」という確認のための電話なので、本人が電話に出られない場合でも、代わりに電話に応対した人が「〇〇は現在離席しております」と応えるだけでも在籍確認になりますので安心してください。
※参考:『クレジットカードを作るなら知っておきたい!審査とは何か?

———3. 審査通過後、クレジットカードが郵送される———
その後、無事に審査を通過した方には、後日自宅にクレジットカードが郵送されます。カードを配達してもらう際は、本人確認書類が必要となりますので、運転免許証などの身分証明書をあらかじめ準備しておくとよいでしょう。カード申込者の家族であっても代わりに書類を受け取ることはできませんので、ご注意ください。

もし、運転免許証を持っていない、手元にないという場合は以下の証明書でも対応可能です。

※本人確認書類
・パスポート
・健康保険証
・住民票の写し

———4. 仮にクレジットカードの審査に落ちてしまったら?———

万が一、クレジットカードの発行を断られてしまった場合は、どうすればよいのでしょうか?
まず、なぜクレジットカードの審査に落ちたのか、理由を考えてみましょう。クレジットカードの審査に落ちたということは、「あなたの信用度が低い」という判断が下ったということになります。

クレジットカードを複数持っている方は、以前別のカードで返済の滞納などをしていませんでしたか?ここ数年で、何度も転職を繰り返していませんか?

何か心当たりがあった場合は、クレジットカードの利用規則をしっかり守り、安定した収入を得られるよう私生活を改めてみるのも良いでしょう。安定してきたなと感じたら、再度カードの申し込みにチャレンジしてみましょう。
とはいえ、普通の生活を送っていればよほどのことがない限り審査に落ちることはありません。

それでも審査に通過するか心配だという方や、初めてクレジットカードを作る方は特に、審査のハードルがそれほど高くないクレジットカードに申し込んでみることをオススメします。
初めてクレジットカードを持つ方におすすめしたいカードは、ざっと以下のような特徴を持っているカードです。

・入会金・年会費が無料
・ポイント還元率が平均以上
・利用頻度の高いお店や場所で使える・ポイントが貯まりやすい

ポイント還元率が高いクレジットカードは、年会費が有料であるパターンがほとんどです。そのため、年会費無料のカードの中でも還元率が高いもので自分の生ライフスタイルにフィットしていそうなものを選べるとベストですね。

ちょっと文章が長くなってしまったようなので、「クレジットカード初心者におすすめのクレジットカードおよび初心者が絶対にやってはいけない危険な行為について」は次のページでじっくりご紹介しています。よかったら目を通してみてくださいね。

〇【入門ガイド2】クレジットカードを初めて使う人におすすめする年会費無料のクレジットカード5選と知っておくべき危険な行為

▲目次にもどる