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メインカードとサブカードの2種使いがおすすめ!

日常、代金の支払いは現金派ですか?クレジットカード派ですか?と聞かれた場合、何と答えますか?

現金に決まっている!という方が多いことでしょう。ですが近年はスマホのアプリなどで支払いを済ませたり、スーパーでもクレジットカードで気軽に小額の買い物ができたりするようになり、現金を必ずしも持ち歩かなくてもよくなっています。もはやクレジットカードは現金と同様、気軽に済ませることのできる支払い方法のひとつなのです。

もちろんクレジットカードは支払い時に多額の現金が必要になる高額商品を購入する場合や、レストランでのデートや海外旅行など、ステイタスや安全を考慮して使用する場合が圧倒的に多いでしょう。クレジットカードを入手するためには個人データや収入などを審査し、一定の条件にパスしなければ持つことを許されません。それゆえ総合的に許可を受けた人が初めて持てるという、ステイタスを強調することのできるアイテムでもありました。

現在はクレジットカードを取り巻く環境も大きく変化し、もはやステイタスを強調するアイテム、というより、クレジットカードはより日常を豊かにおトクに利用する生活密着型志向となりつつあります。クレジットカードを使えば使うほど一定の条件でマイレージやポイントが貯まるしくみのカードがどんどん増加し、一人でたくさんのカードを持つ人も少なくありません。そこで考えていきたいのがクレジットカードの使い分けです。

使い分けの考え方は様々ありますが、まず代表的なのはサブカードにステイタスカードを選び、もう一方のメインカードにはポイントやマイレージなどが付与される、日常、買い物などでよく利用する普段使いのカードを選びましょう。メインとサブとの使い方を分散させる理由はいくつかありますが、そのひとつは、効率的にポイントやマイレージを貯めるために、という点です。もうひとつはそれぞれのカードの特性をうまく生かすという点です。

メインカードとサブカードの使い分けができていれば、それぞれのカードの特性を生かしながら、さらにおトク感が増すという相乗効果が期待できるのです。こう見てみると、クレジットカードが財布の中で何枚もパンパンに入っているという必要がなくなってくることに気付きます。メインカードとサブカードは、それぞれ一枚ずつあれば、ほぼすべての用事が済みますし、なんといってもいくつものクレジットカードを持つというムダを排除できます。

メインカードの選び方にもコツがある!3大ポイント教えます

さて、普段使いのメインカードですが、カードを新しく作る場合、あるいはたくさんあるカードの中からひとつを選ぶ際の基準をご紹介しましょう。メインカードとなるクレジットカードに必要な要素は「ポイント」「値引き」、そして「ブランド力」です。普段の買い物で使用するクレジットカードに期待するのは、以下に効率よくおトク感を得られるか、ということにあります。様々なクレジットカードがある中でひとつを選ぶのですから、つぶさに特徴を確認しましょう。

まず「ポイント」については、商品購入をした際に、価格に対してどれくらいのポイントが付与されるのかを確認します。いわゆるポイント還元率の高いクレジットカードをメインカードにすえると、クレジットカードで商品購入をすればするほどポイントが付与され、ポイントに応じた、カード会社が用意した商品がもらえたり、ギフトカードに変換できたり、あるいは現金や送料、他サービスへの転化も可能です。ポイントを貯めたい人は還元率に特化して選びましょう。

次にクレジットカードを使用したことによって「値引き」、つまりキャッシュバックがされるかどうか、という点も、カード選びには重要なポイントでしょう。これはカードの使用に応じて貯まるポイントを、支払い総額から値引き(キャッシュバック)する、というものです。ちょうどスーパーなどのメンバーズカードに付与されたポイントが一定額に達するとお買い物券に交換してくれ、次回の買い物からお買い物券分値引きしてくれる、というようなものです。

そして「ブランド力」もクレジットカードを使用する際には威力を発揮します。まさしくクレジットカードの真骨頂ともいえるべき点が、このブランドです。日本国内よりむしろ、海外での支払いでどのブランドのカードを提示するかにより、それを持つゲストの背景が判断されるのです。ブランドを重視したい場合は他にもブランドによりサービスの幅や保険の範囲も変わってきますので、おトク感と平行してカードに付帯される特典やサービスもチェックしておくとよいでしょう。

カードの強みや特徴、メリットを確認したうえで、何が一番自分にとって得になるのか、また、普段の自分の行動を中心にメインカードを選ぶことが大切です。自分の行動にマッチしたサービスを手厚くしているカードがメインとしてふさわしいでしょう。ポイントや値引き、ブランドを追いかけるようにクレジットカードを使用すると、元をとろうとムダな出費に繋がり、結果的にカードに振り回されてしまいます。あくまでも自分の行動を規範にカードを選びましょう。

クレジットカードは弱点を補い合う選び方が◎

メインカードを日常の支払いに、そして海外旅行などの支払いで信用を得たい場合に使用するステイタスカードをサブカードに、という使い分けを基本としても、それぞれのクレジットカードにはメリットもあればデメリットもあります。その場合はメインとサブ、双方でお互いの弱点を補い合うという視点でカードを選ぶことも大切です。では、それぞれのカードにはどういう弱点が考えられるのでしょうか。

普段使いのメインカードには、ポイントやマイレージ付与など、カードを使うほどにおトクになるサービスがついていますが、反面、国内・海外旅行の際にかける保険や携行品への補償など、万が一のためのプロテクトが薄いケースがほとんどです。旅行に行くたびにわざわざ保険をかける手間や経費を考えると、サブには旅行保険が付帯されているステイタスカードを選ぶことが大切です。旅行に関する支払いにサブカードを使うことで保険の適用が可能です。

忘れてはいけないのが年会費です。ステイタスカードには、費用はカード種類により様々ですが年会費がかかる場合がほとんどです。もう一方のカードにも年会費がかかってしまうものを選んでしまうと、結果的に経費がかかり、せっかくおトクに貯めたポイントが年会費に消えてしまっては元も子もありません。サブカードに年会費がかかるものを選んだ場合は、メインカードには年会費無料のものを選ぶことをおすすめします。

また、海外旅行などに頻繁に行く場合にカード使用でマイレージを貯める場合がありますが、主にマイレージを貯めるのか、商品購入でポイントを貯めるのか、どちらも貯めていきたいのかで何をメインにすえるのかも変わってきます。メインで商品購入時にもらえるポイントを貯め、ステイタスカードにはマイレージ機能が付帯されているものを持ち、たとえば月々のライフラインや電話代などの引き落としにサブカードを使用するという使い方もできます。

クレジットカードは、弱点も含め機能やサービスは様々ですので、それらの特徴を把握し、機能を補い合う使い方を最初に決めておくことがおすすめです。マイレージとポイントをそれぞれ貯めていきたい場合は、支払いが分散されるので貯まり方が緩やかになる場合がありますが、旅行など大きな支払いをした場合は一挙にマイレージあるいはポイントが貯まりますので、メリットもあるでしょう。まずはカードの特徴を熟知することです。

複数のクレジットカードを持つなら、口座をひとまとめにしてスッキリ管理を

メインカードとサブカードなど、2枚以上のカードを持つ場合は1枚のとき以上に管理をきちんと行う必要があります。1枚のクレジットカードですべての支払いを行う場合は、明細内容も一目瞭然で把握できるので、使いすぎなのか適正なのか判断が容易ですが、複数枚のカードを使用していると、自分が今どれくらいの金額をカードで支払っているのか、なかなか把握しきれない場合があります。

クレジットカードの使い分けは、意識の分散を呼び、支払い管理能力を鈍らせるケースがあります。2枚のカードを持つことはメリットや恩恵が多い反面、使用者の管理がしっかりしていないと使いすぎなどのリスクもあることを念頭に置くことが大切です。そういった使いすぎ防止や、現在のクレジットカード使用状況を把握するために、複数カードの口座をひとつにまとめ、口座の分散化はしないという処置をすることをおすすめします。

クレジット引き落とし口座をひとつにすることのメリットは、カードの分散による内容明細の細分化を防ぎ、オールインワンで支払い状況が確認できること、複数の銀行口座に支払いごとに預金をしておく必要がないことなどがあげられます。なにより精神的に銀行ごとに支払いの預金残高の心配をする必要がないことが一番でしょう。引き落とし時期に預金が間に合っているのかどうか、という不安を毎月しなくてはならないのはわずらわしいものです。

また、クレジット引き落とし口座が貯蓄、あるいは財形用の口座であれば、クレジット支払いの預金残高を心配する必要もあまりなくなるでしょう。クレジットカードの使い分けは、スーパーなどでの小額の支払いから旅行代金などの高額の支払いまで生活全般におよび、ポイント積み立て意識の高さもあいまって、多額の支払いになる可能性もあります。貯蓄、財形と同時に、給与支払い口座をクレジット引き落とし口座にすると、さらに安心ですね。

普段使いのメインカード、そしてステイタスのサブカードの使い分けは、ポイントやマイレージの加算や保険付帯など、クレジットカードの持つ様々な機能やサービスが受けられる、クレジットカードの賢い使い方といえます。どういうカードがどういうサービスを提供しているのか熟知したうえで、自分の行動サイクルに合わせフィットするカードを選びましょう。

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