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お店がクレジットカードNGの理由その1、 混雑時のトラブル防止

飲食店の中には、ランチタイムなどの混雑時はクレジットカードを利用不可としている場合があります。特にオフィス街では、昼時になると大勢の人が一斉にランチを食べに訪れます。店員も慌ただしくしていますし、レジに行列ができることも多いですよね。クレジットカードは認証エラーになることもあり、スムーズにお会計が済ませられないことがあります。大抵の飲食店はレジが一つしかないので、レジまわりに人が大勢並んでしまってはクレームに繋がる可能性も出てきます。このようにお店の混雑時には、クレジットカードの利用を不可とすることで未然にトラブルを防いでいる場合があるのです。

一見クレジットカードの方がスムーズにお会計ができると思ってしまいますが、暗証番号入力やサインをする手間を考えると、現金でのお会計の方がトラブルも少なく、手早く処理できるのではないでしょうか。お店の機械によっては、クレジットカードの会計処理に少し時間がかかる場合もあるので、尚更ですね。混雑時は回転も早く、人の出入りが多いので、クレジットカードの認証エラーなどで手間取るリスクを取っているのは、賢明な判断といえるのかもしれません。その場の空気を読んでスマートに現金で支払い、大人の対応をするのが良さそうです。

お店がクレジットカードNGの理由その2 、加盟店NG

お店でクレジットカードが使えなくなる原因として、カード会社の判断で使用できないケースがあります。例えば、カードの利用限度額を越えていたり、カードの有効期限が切れていたり、カード会社と提携していないお店だったりと、さまざまな理由が存在します。

一番多い原因はやはり利用限度額を越えているケースですが、リボ払いや分割払いを多用している場合は、一括払いに比べて限度額を超えやすいので注意が必要です。リボ払いを利用している方は、あとどれくらい利用残高があるのかを確認してから使用しましょう。もちろん、カードの支払いが滞っている場合にも利用が止められてしまいます。うっかり口座の残高不足で引き落としが出来なくなっていることに気付かず、お店でカードを使ってしまったことがある人もいるのではないでしょうか。1度や2度の延滞ならまだ大きな問題にはなりにくいですが、常習化すると信用情報に傷がついてしまったり、強制解約させられたりすることもあるので要注意です。

カードの有効期限が切れているのも、うっかり忘れやすいことですが、常にカードの有効期限は確認しておいた方が良いですね。新しいカードが届いていない場合は、住所変更の手続きが漏れていたり、更新時の再審査で問題があったりする可能性もあります。心配な場合は早めにカード会社に確認するのをおすすめします。

お店がクレジットカードNGの理由その3、 手数料の問題

お店でクレジットカードを使えない理由として、手数料の問題が挙げられます。飲食店ではディナーの単価は高めに設定されていることが殆どですが、ランチはお店の宣伝のために薄利多売で提供していることがあります。ラーメン屋やカフェなど、単価が数百円のお店もたくさんありますから、利益が少ないのに、そこからさらにクレジットカード会社に手数料を取られては赤字になってしまうこともあるでしょう。そのため、クレジットカードの利用をお断りしているお店もあるようです。クレジットカードの種類にもよりますが、お店は加盟店の契約で大体3%から7%程度の手数料を支払うことになります。お店側の視点で考えてみると、これはたしかに痛い出費かもしれません。

ただ、お客側からすれば、本来クレジットカードの手数料はお店側が負担することになっているので、お店側の都合でクレジットカードが利用できないことに対して不満を抱く人もいるかもしれません。ショッピングなどで商品を購入する場合は、カードが使えないならやっぱり買わない!という選択もできますが、飲食店の場合はすでに飲食をした後なので、支払わないわけにはいきません。見方を変えれば、カードが使えないお店は良心的な価格でサービスしてくれている場合もあるので、メリットもありそうですね。

クレジットカードが使えないお店の特徴その1 個人経営の規模が小さいお店

クレジットカードが使えないことが多いのは、個人経営の小さなお店です。お店でクレジットカードを利用できるのは、そのお店がカード加盟店になっているからなのですが、そのためにはクレジットカード会社の審査に通らなくてはなりません。審査ではお店の営業実績もそうですが、過去にカード事故がないかどうかなども確認されます。店舗の規模が小さかったり、設立年数が若かったりすると、社会的信用が低く見られることがあり、審査に通りにくい場合があります。

業種別で見ても、風俗業や飲食業は信用が高い方ではないため、小さいお店ではクレジットカードが使えないケースが多くなります。チェーン店などの大きなお店ではクレジットカードが利用できることは多いですが、個人経営の小さなお店では、クレジットカード導入のための手間や費用などを考え、店長さんの意向でクレジットカードを導入していない場合もあるようです。人気のあるお店でもカードが使えないお店はまだたくさんあります。使えると思い込んでいてお会計の時に慌てないためにも、お店でカードが使えるかどうかは、レジ付近にあるブランドシールで確認することもできますが、事前にホームページなどで調べたり、入店時に店員に聞いたりしておけば安心です。

クレジットカードが使えないお店の特徴その2 、繁忙時間など注意書きのあるお店

飲食店のホームページなどには、「クレジットカードは使えますか?」というようなQ&Aが記載されているところもありますね。お店によってはランチやディナーの繁忙時間、年末年始などの繁忙期はカードの利用を制限している旨が書かれていることがあります。そのような注意書きがあるお店は、事前に調べておくことでお会計の時に慌てずに済みます。以前行ったことがあるお店で時間帯を変えて行ってみたらカードが使えなかった!という失敗談もよく聞くので、お店の繁忙時間、繁忙期にカードが使えるかどうかは確認しておきましょう。

たまたま現金の手持ちがなかったり、デートなどで恥をかいたりしては困ります。また、基本的には加盟店規約で時間帯によってカード利用を制限することは禁止されてはいるのですが、店舗経営者の意向で一時的にカード利用をお断りしている店舗も存在します。たしかに、お店が大変混雑しやすい時にカード決済をするのは、カードの支払いがスムーズに行かなかった時に他のお客様からのクレームにもなり兼ねません。お店側の視点で考えてみると見方も変わってきます。いずれにしても、お店の注意書きはよく見ておくことで、お店とお客の双方にとってトラブルを防げるようになり、気持ち良く食事を楽しめるでしょう。

使えないカードはどのブランドが多い?JCBは加盟店手数料で不利

昔は、JCBは使えるけどVISAやMasterCardは使えないというお店が殆どだったのに対して、最近では全くの逆になってきているようです。つまり、VISAやMasterCardは使えるのに、JCBは使えないお店が増えてきています。その理由としては、JCBの手数料の高さが問題として挙げられます。VISAやMasterCardに比べ、JCBは手数料が割高なので導入したくないと考える店舗経営者が多いのも納得です。

今や国内・海外問わず、VISAやMasterCardの利用者は増えています。わざわざ手数料の高いJCBを導入しなくても、VISAとMasterCardで十分と考えられたとしてもおかしいことではありませんね。ただ、JCBは日本発祥の国際ブランドカードなので、田舎の温泉などではJCBのみ利用可能というお店もあります。都市部の方ではVISAやMasterCardの利用者が集中しているので、利用者が多く手数料も安めなVISAとMasterCardが使えるお店が増えてきています。地域によって使えるカードが異なるので、もしもの時のために複数のブランドのカードを所持しておくと何かと便利になるでしょう。

手数料上乗せするお店はNG!カード発行会社に連絡するのも手

クレジットカードの手数料は、本来お店側が負担する決まりとなっていますが、お店によっては現金払いとカード払いの人を分けているところもあります。通常の代金に手数料分を上乗せして請求してくるお店があるので、注意したいところです。カード加盟店は、現金払いのお客様とカード払いのお客様を区別してはいけない決まりがあるのですが、中にはこういったお店も存在しているのが現状です。大手のJCBやVISA、Amexなど、加盟店規約上で手数料の上乗せをはっきり禁じています。手数料を上乗せするお店での飲食は控えるのが良いと思いますが、カードの裏面に記載されているカード発行会社に連絡をするのも一つの手段ではないでしょうか。

 

 

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