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クレジットカードの手数料にはどんな種類があるの?

クレジットカードは、使えば使うほどポイントが貯まるという利用者にとっては大変お得な道具ですよね。カード会社はどのようにして儲けを出しているのか?そう気になったことがある人も多いのではないでしょうか。

カード会社の収入源、は主に手数料です。手数料にはさまざまな種類があり、よく知られている代表的なものは年会費かもしれません。年会費に関しては費用が発生するカードと無料のカードがあるので、年会費だけでカード会社は利益を出しているわけではありませんが、利用者にとっては年会費があるカードの方が特典を多く得られるという特徴があります。

クレジットカードを作る時と解約する時にも、手数料が発生するケースがあります。解約手数料と発行手数料は事務手続きに対する人件費や、カードを作るのにかかる費用を利用者が一部負担する料金で、カード会社にとっては手数料を取るところと取らないところがありますが、現在では手数料が発生しないカード会社が圧倒的に多いようです。

カード会社が利益を得る多くが、支払い手数料です。支払い手数料は主に分割払いやリボルビング払いを利用するカード会員から徴収するもので、一括払いをする人は手数料を支払う必要はありません。その代わり、カードが使用されたお店側から数%ほどの手数料を取っています。これを、加盟店手数料と言います。また、分割払いでも二回までなら一般的にカード会員への手数料はかかりません。
※参考:『クレジットカードの分割払いまとめ

手数料はクレジットカードによって違いがある!

クレジットカードはどれを選んでも大差ないと思っている人もいるかもしれません。しかし、カードの種類によっては手数料をほとんど取らないところもあれば、かなりの額を取るところもあります。初めてクレジットカードを作ろうと思っているなら特に、手数料に焦点を当ててカード選びをしてみるのも、ひとつの手かもしれません。

年会費を例にとってみると、年会費が永年無料のクレジットカード初年度だけ無料のクレジットカード初年度から有料のクレジットカードと、大きく分けて3種類あります。有料の年会費のカードでも、カード会社やカードの種類によって¥3,000(税抜)だったり、¥1,250(税抜)だったりと大きな差があります。年会費の違いによるサービスの質は特に海外に行った時に実感するものが多く、旅行やビジネスで国外へ頻繁に行く方は、クレジットカードの年会費を払う価値があるかと思います。例を挙げるとすると、国内外の空港においてラウンジが無料で利用できるサービスや、空港まで荷物を運んでくれるサービス、海外旅行保険などの付帯サービスがついている場合が多いです。

また、クレジットカードのランクによっても年会費の額は変わっていきます。一般的に年会費が無料のカードは、これといった理由がない限りは審査に落ちることはないと考えてよいでしょう。収入が低くても持てる傾向がありますが、ゴールドカードやプラチナカードになると、多少の例外はあるものの、必ずと言って良いほど年会費が発生し、カードの審査条件も厳しくなります。その代わり、ゴールドやプラチナカードを持っているとステイタスになり、空港のラウンジを無料で使用できるなどの特典も多く享受できます。
※参考:『ステータスカードに興味があるなら…今日から実践すべきことはコレ!

手数料と言えば年会費!年会費について詳しくなろう

年会費がかかるクレジットカードと、かからないクレジットカードがあれば、かからない方を選びたくなるのが普通の感覚なのかもしれません。しかし、年会費の意味について今一度考えてみましょう。

年会費がかかるクレジットカードの多くは、海外旅行保険が付帯しています。その他にも、海外で日本語によるナビゲーションサービスが受けられるなど、年会費が無料のものよりもサービスが充実している傾向があります。

ゴールドカードクラス以上になると、年会費も¥10,000(税抜)以上と高額になってきますが、カード使用時のポイント還元率がアップしたり、レストランや旅行、観劇などで優待割引されたりする特典も得られます。年会費として徴収される手数料は、特別待遇として自分に返ってくるので、決して無駄な出費ではないことが分かります。ただし、¥10,000(税抜)以上を払う以上のサービスを利用しないなら、ゴールドではなく一般的なカードを持つ方が良いかもしれません。

年会費があるカードの恩恵を受けつつも、年会費を実質無料にする方法もあります。各カード会社やカードの種類によって方法は異なりますが、年間で設定された利用額以上の買い物をしたり、年に一回はリボルビング払いをしたりすれば、次年度の年会費がかからないものもあるので、クレジットカードを作る前にチェックしておきましょう。

一方、年会費がかからないカードのメリットも見ていきましょう。最大のメリットは、クレジットカードを1年間全く使わなくても、無駄にお金を徴収されることがないという点です。たまに海外旅行へ行く際の支払いに使うという程度であれば、年会費無料のものでも十分使えると思います。逆に海外へ行くことがほとんどない人が、スーパーでの買い物など普段使いに利用するのにも良いかもしれません。カードによっては年会費が無料でもポイント還元率が高いものもあるため、日常生活の中で無理なく無駄なく使えます。特にクレジットカードを初めて持つ方には、年会費が永年無料のカードが最も無難で安全だと言えるでしょう。

全てのクレジットカードにかかるわけではありませんが、まれに解約手数料を取るカードも存在します。例えば、かの有名なJCBの「JCA CARD EXTAGE」というクレジットカードの場合、入会後5年以内に解約したらカード発行手数料を取るという規定があります。5年を過ぎたら解約手数料は発生しませんが、条件付きといえども、少しのお金も無駄にしたくない場合は、解約する前に解約手数料が発生する条件に当てはまっていないかを確認しておきましょう。

JCBのカードのケースは本当にまれで、クレジットカードを解約したからといって巨額な請求をされたという事例は今までありません。特に利用者が多い国際ブランドはそのようなことはなく、もうカードを使わないと思うなら安心して解約ができます。JCBのケースにしても利用者になるべく長くカードを使って欲しいという願いを込めての解約手数料なので、手数料で儲けを出そうという意図はないのではないかと考えられます。

解約手数料を1円も払いたくなければ、カードを作る時に長く使い続けることを前提にカードを選択することが大切です。発行にも解約にも時間やお金が少なからずかかるので、一度作ったクレジットカードは一生使い続ける気持ちでいるようにしましょう。

また、解約をする理由には、お得だからとクレジットカードを何枚も作ってしまい、収拾がつかなくなって整理したいというケースもよく聞きます。そのような事態を避けるためにも、カードの発行は多くても2,3枚程度に留めておくようにしましょう。クレジットカードは紛失や盗難の危険性もあるため、無駄に作るのは止めた方が無難でしょう。
※参考:『年会費無料タイプのクレジットカードってお得?カードを作るポイントとおすすめのカード

クレジットカードは、発行手数料もかからない!

クレジットカードを初めて手に入れた時、カードはかなり凝った作りをしていると感じたことありませんか?不正利用防止のためにICチップが入っていたり、カード番号や自分の名前が浮き出ていたりと、カードを一枚作るのに多くの技術と時間がかけられていることが分かります。そのため、初めて自分名義のクレジットカードを発行したときは、なんだか大人の仲間入りを果たした気分になり、ちょっぴり気分が高まったりもします。

そう、お気付きの通り、カードを一枚作るためにはかなりの費用がかかるのです。

クレジットカードを新規で作る際に発生する発行手数料は、その費用の一部をカード会員に負担してもらうという仕組みになっています。しかし、発行手数料があるクレジットカードと、ないものとがあれば、ない方を選びたくなるものです。カードの発行元もそれを分かっているので、ほとんどのカード会社では発行手数料を無料にしています。また、手数料がかかったとしても数百円程度なので、自分にとって価値があるカードだと思えば、手数料を払っても良いかもしれません。

発行手数料という名前ではなく、入会手数料や新規手数料などと違う呼称で呼ばれることがあります。いずれの場合も分かりづらく隠れるように小さな文字で書かれていることはなく、申込書には大きく発行手数料がかかることが明記されているので、後で騙されたと感じることはありませんので安心してくださいね。もちろん、入会金もほぼ全てのクレジットカードでは無料となっています。

一方、申し込めばクレジットカードに紐付けできるETCカードや電子マネーカードに対して発行手数料を取る会社は少なからずあります。それでも、ETCカードの発行で最大¥1,000(税抜)ほどですが、気になるようならカードを作る前に発行元に確認しておくことをおすすめします。

支払い手数料は早く返済すれば少なく済むもの

支払い手数料は、三回払い以上の分割払いやリボルビング払い、ボーナス二回払いをした時に発生する手数料のことです。一括払いや二回払い、ボーナス払いに対してはかからないので安心してくださいね。支払い手数料とは金利手数料のことで、クレジットカードはカード会社から借金をして支払いを少しの間肩代わりしてもらっているというのが本来のかたちなので、金利が発生します。その金利に対して支払い手数料を払っていると考えると、分かりやすいかもしれません。

支払い手数料の金額は、カードを使った額や返済期間によって左右します。一般的に返済期間が長引くほど手数料は多くかかるので、クレジットカードの支払い手数料を抑えるコツはなるべく早く返すことだと言えます。お金に余裕があるのに返済期間を長く取ると、最終的に支払うトータルコストが無駄に高くなってしまいます。

クレジットカードは借金をしていることに変わりないので、少しでもお金に余裕がある時は一気に繰り上げ返済することで、手数料を最小に抑えることができます。例えば、繰り上げ返済にはボーナスを使うと早めに完済することが可能です。分割払いやリボルビング払いにするメリットと手数料が見合うものかをよく考えて、返済期間を設けることが大切です。

資金に余裕があるなら分割払いやリボ払いにせず、一括か二回払いにすることでクレジットカードを有効的に使用できるでしょう。一括払いと二回払いでは手数料が全くかからず、ポイントだけがたまる大変お得なシステムになっています。海外でカードを利用すると利用手数料が取られますが、国内での買い物には一切の支払い手数料はかかりません。

支払方法と金利手数料の関係とは

支払い手数料の金額は、分割払いかリボルビング払い(リボ払い)かでも変わりますし、もちろんクレジットカードの種類によっても多少の違いが出てきます。分割払いの場合、分割の回数によって手数料が変動します。あるクレジットカードでは、三回払いと二十四回払いで100円あたりの手数料が2円と16円という、大きな差を生んでいます。金融機関から借りる融資と同じように、毎月の返済額を少額に設定し返済が長期になればなるほど、最終的に支払う金額の合計は大きくなるということです。年率も三回払いで12%、24回払いで15%ほどと差があります。

一方、分割払いの時に例に出したのと同じカードのリボ払いでは、実質年率は15%で、5万円の買い物に対して支払額を1万円に設定した場合、初回の支払い手数料は無料ですが、次回以降は600円ほど徴収されます。しかし、元金が減っていくごとに手数料の額も減っていきます。これは元金定額リボルビング方式と呼ばれ、元金に手数料をプラスして支払う方式ですが、元利定額リボルビング方式と呼ばれる、手数料を含めて1万円を返していくリボ払いだと、結果的にさらに多くの手数料を支払うことになります。

どんなにたくさん買い物をしても毎月に支払う金額が一定しているので便利なリボルビング払いですが、返済が長引いたり、元金に対して返済額が小さかったりするといつまでたっても元金が減らず、結果的に元金と同じ額の手数料を支払わなければならない事態に陥るかもしれません。どうしてもという時以外はなるべくリボ払いを避けるか、できるだけ返済額を大きく設定して早めに返すようにすることが大切です。

手数料を意識してクレジットカードマスターになろう

クレジットカードをお得に使いこなすコツは、無駄な手数料を支払わずにクレジットカードの恩恵を受けることです。発行手数料や解約手数料がないものを選び、年会費が無料なカードに入会すれば、普段クレジットカードの特典を使ったり買い物してポイントをためたりしない人でもマイナスになることはありません。その上、現金を持ち合わせていなかったり、予期せぬ大きな買い物をしなければならなくなったりという時の支払いで大変重宝するので、作っておいた方が生活をより豊かにしてくれます。

しかし、クレジットカードに付帯している様々な特典やサービスを謳歌したい人は、年会費を払う価値は十分あると言えるでしょう。特に、しばしば海外へ渡航する人は、ゴールドカード以上のステイタスカードを持っていれば国内外の空港ラウンジが無料で使用できますし、海外で困ったことがあっても日本語でサポートを受けられるメリットや旅行傷害保険は魅力的です。

支払い手数料がかかるといえども、今はお金がなくて買えないけれど商品だけはすぐに欲しいという人には、分割払いやリボルビング払いは最適です。返せる時に一気に返せば手数料は最小限に抑えられるので、クレジットカードは使い方次第で人生を豊かにしてくれるものなのです。手数料を気にし過ぎるあまり、買い時を逃して逆に損をしてしまわないように、クレジットカードの手数料についてよく知っておくことがカードライフを満喫できる第一歩となります。

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