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一般的にはクレジットカード何枚持っているのがふつう?

クレジットカードにはさまざまな種類があります。年々その発行会社は増えており、付帯するサービスも色々あります。そんなクレジットカードですが、あなたは何枚持っていますか?日本人の平均枚数を調査すると、1人あたり3枚程度に落ち着きます。その多くは、メインカードを1枚決めていて、あとの2枚はサブカードとして特定の目的にのみ使用しているようです。

ただし、JCBが2015年に実施したクレジットカードに関する意識調査によれば、平均保有枚数は3枚でも、そのうち持ち歩くのは2枚程度という調査結果も得られています。このことから、日本人の多くはメインとサブの2枚持ちがほとんどだというのが実際のクレジットカード事情ということが見えてきます。若い人にとっては、クレジットカードすらもほとんど使わないという方もいるかもしれませんが、ある程度年齢を重ねると一括で大きな金額を払わなければいけない場面や、ステータス性が仕事上も重視されるような場面に遭遇します。

また、行きつけのお店や、国内・海外旅行に頻繁に行く場合には、持っていた方が圧倒的に得をするカードが存在します。このように、ある程度金銭的にも余裕が出てきて、お金を使う場面が増えると、自然にクレジットカードの保有枚数は増える傾向にあります。

複数のクレジットカード。審査は通る?

クレジットカードを複数枚持ちたいという方は多いですが、巷では複数枚のクレジットカードの申し込みをしてしまうと審査に落ちるという話をよく耳にします。この話は半分間違っていて半分はあっているという感じです。クレジットカードを複数枚申し込んだからといって、それだけで審査に落ちてしまうといったようなことはありません。

ただし、一度に複数枚を申し込んでいる場合だけは例外であり、この場合には他の使用情報の基準をクリアしていたとしても審査に通過しない場合があります。クレジットカードというのは、短期的な金銭の借り入れと意味合い的にはほぼ同じです。複数枚のカードを同時に申し込んでいるということは、それだけ支払いの枠を増やすことができるわけで、その枠もカードが多くなればなるほど当然増えていきます。

例えば、限度額50万円(税抜)のクレジットカードを5枚同時に申し込んだ場合には、一度に250万円(税抜)の枠を手に入れることになります。これは短期的にではありますが、250万円(税抜)の借り入れができるのと同様ですので、それだけ審査は厳しくなります。

また、クレジットカードの多くは入会特典を設けています。入会時に10,000ポイント近いポイントが付与される特典を行っているところも珍しくありません。複数枚を同時に申し込んでしまうと、このような入会特典を目的としているのではないか?と疑われることがあるのです。入会特典だけを目的にクレジットカードを作成しても、そのほとんどは継続して使用してくれませんので、この疑いがある場合には審査は非常に通過しづらくなります。

複数のクレジットカードを手に入れる方法とは

では、実際にクレジットカードを複数枚所有する場合には、どのような点に注意すればいいのでしょうか。まず、申し込み段階にあたっては、上記で紹介したように一度に複数枚のカードの申し込みはできるだけ避けるようにしてください。一度に申し込みできるクレジットカードの枚数は一般的に3枚までと言われていますが、これはあくまでも目安であって、各個人の信用情報やクレジットカードヒストリーなどによっても変わってくるということは覚えておきましょう。

クレジットカード会社が審査をする時には、信用情報を特定の期間に照会して、その信用情報をもとに審査を行います。信用情報には、新規クレジットカードの作成履歴も残りますが、この履歴は6カ月で削除されますので、3枚以上の申し込みには6カ月以上の期間をあけるようにしましょう。また、クレジットカードを作ったらそのカードをしっかりと継続的に使うようにしてください。作っただけで全く使うことなく放置していると、上で紹介したように入会特典目的だと判断されても仕方ありませんので、作った後にも注意が必要です。

そのほか、キャッシング枠などはできるだけ申し込まない方がいいです。クレジットカード機能のみの申し込みよりも審査が厳しくなる傾向にありますので、純粋にクレジットカードの複数枚持ちを望んでいるのであればキャッシング枠の申し込みはしないのが無難です。

適正なクレジットカードの保有枚数は?

ここまでクレジットカードを複数枚持つための方法や審査基準などについて見てきましたが、結論として、適正なクレジットカードの保有枚数はどれくらいなのでしょうか。クレジットカードによってサービス内容が異なるために、多ければ多いほど得をする印象があるかもしれませんが、単純にそうともいえない点に注意が必要です。複数枚のクレジットカードを持っていて失敗するもっとも典型的なものがリボ払い関連です。

クレジットカードには月々の支払額を一定に抑え、小額にすることができるリボ払いという制度が存在します。リボ払いは、月の支払額が少額ですので、毎月安定的に給与を得ている場合には少しでも各月に分散しようという発想から、会社員などにとってはとてもありがたがられています。しかし、リボ払いはどれだけ使っていたとしても月々の支払額は一定のままですので、現在の利用金額をこまめにチェックしていないと、想像以上に多くの金額を利用してしまっているという状況になりかねません。

このような状態で、支払いできるのであればいいですが、利用額が大きく、毎月の支払いが少額に設定している場合には、手数料と利率で永遠に支払いが終わらない自体に陥る可能性があります。このような事態を避けるためにも、クレジットカードは厳選して、必要最低限の枚数を持つようにすべきです。このような点を考えてみると、人によって個人差はあるものの、日本人の平均的な保有枚数である3枚は理に適っている枚数なのではないでしょうか。

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