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クレジットカード分割払いと一括払いやリボ払いとの違いは?

クレジットカードの支払い方法には分割払いや一括払い、リボ払いなどがありますが、ここでは分割払い一括払いの違いについて考えてみます。

分割払いは文字通り購入した商品代金を分割して支払う方法で、高額な商品でも比較的購入しやすくなるという特徴があります。リボ払いと勘違いしやすい支払い方法ですが、分割払いは一つの商品に対して適用される支払い方法で、商品代金を決められた支払回数で支払うものです。リボ払いはクレジットカードの利用額の合計に対して適用される支払い方法で、支払い回数の制限はありません。カードの利用頻度が高いほど完済するまでの期間が長くなります。

分割払いの支払回数はカード会社により異なりますが、概ね3回~24回の中で回数を決められています。支払回数に応じて手数料の年利が変わり、支払回数を多くするほど年利は高くなります。手数料の年利もカード会社ごとに変わりますので、利率の低いカード会社を利用することが支払代金を節約するポイントです。ただし、利用するお店によっては分割払いを受け付けていないところもあるため事前の確認が必要です。

一括払いは商品代金を1回で支払うというものですから、高額な商品になるほど手を出しづらいと感じる方が多いです。しかし、一括払いには手数料が無料になるというメリットがあります。たとえば、10万円の商品を10回分割払いで購入した際に13%の手数料をとられると、支払総額は106,000円前後になりますが、一括払いで購入すると10万円のままです。もちろん懐事情に余裕がなければ一括払いは難しいですが、この金銭的メリットは見逃せません。また、購入した商品やサービスの金額が利用明細で一目で分かるというのも一括払いの特徴です。よって、分割払いより一括払いの方が断然お得だということが分かりますね。

<おさらい>
・分割払い:一回の買い物に対して適用される支払い方法。代金を決められた回数で支払う。
・リボ払い:クレジットカードの利用額に対して適用される支払い方法。支払い回数に制限なし。
・一括払い:クレジットカードの利用額を1回で支払う方法。手数料はゼロ。

※参考:『知らないと危険!「リボ払い」の仕組みと利息をしっかり理解して充実したクレジットカードライフを送ろう

クレジットカードの分割支払いの手数料

クレジットカードで商品やサービスを分割払いで購入すると手数料が発生します。分割払い手数料については上で少し触れましたが、1回ごとの手数料の計算は、支払い金額×年利÷365日×1ヶ月(30日) で計算され、これに元金をプラスします。上の例にある10万円の商品を利率13%で10回の分割払いにした場合、1回目の支払金額は手数料1068円ですから11,068円、2回目の支払金額は手数料が961円ですから10,961円となり、最終10回目は手数料が106円ですから支払金額は10,106円になります。実際にはクレジットカード会社ごとに利率や返済方式が異なるため、契約時に確認しておきましょう。

分割払いを単純に考えると、支払回数を短くすると毎月の支払額は大きくなりますが手数料の金額を抑えられ、支払回数を長くすると毎月の支払額を抑えられる一方で手数料の金額が高くなります。ここで抑えておきたいのは、分割手数料の手数料は決して安くはないということです。同じ10万円の商品でも約6,000円の手数料が発生するか否かは大きな問題になりえます。購入費用と懐具合を見ながら、支払い方法については慎重に検討したいところですね。

ただ、クレジットカードの分割払いは繰り上げ返済が可能です。お金があるときにまとめて支払える繰り上げ返済は分割払いする方は是非とも覚えておきたい手法です。お金が無いときに、どうしても購入したい商品やサービスがあるなら、とりあえず分割払いで購入し、お金に余裕が出たタイミングで繰り上げ返済を一気に返済すれば支払う利息総額を減らすことができます。
※参考:『クレジットカードで「手数料」が発生するのはいつ?カード発行から支払い時まで、手数料を詳しく解説

クレジットカードの分割っていったい何回までできるの?

分割払いの回数は3回~24回の中で設定できるとお伝えしましたが、多くのクレジット会社で3回・5回・6回・10回・12回・15回・18回・20回・24回払いの9種類程度を用意しています。この中でほぼすべてのクレジットカード会社で採用しているのが3回・6回・10回・12回・24回払いだと言われています。回数は任意で決められるものではなく、カード会社により設定されるので、4回や7回払いにしたいと思っても利用は不可能です。

では、回数ごとの手数料はどうなるのでしょうか。いずれも概算となりますが、10万円の商品を13%の手数料で3回払いにした場合は約2,000円、6回払いでは約4,000円、12回払いでは約7,000円、24回払いでは約14,000円です。支払回数が多くなるほど支払う手数料が多くなるため、やはりお財布と相談しながら妥協点を見つけることが大切だと言えます。

ただし、クレジットカードによっては分割払いに対応していないものもあるため、現在のカードがどのような支払い方法に対応しているのか確認しておきましょう。もしも分割払いに対応していないカードだけしか所有していないということであれば、分割払いをするつもりが無いとしても使う場面はあるかもしれませんので、カードを作る際に確認しておきましょう。なお、2回払いという支払い方法もあり、この支払い方法は一括払い同様に手数料がかかりませんが、2回払いは分割払いとは分けて考えられています。

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クレジットカードの分割支払いができる最低金額

一般的なクレジットカード会社では、分割払できる最低金額を1,000円~3,000円以上程度に設定しているようです。これよりも低い金額で分割払いを申し出ても受け付けてもらえないと考えておくのが妥当ですね。この分割払いの最低金額について判断するのはカード会社ではなく、加盟店です。たとえば、カード会社側では1,000円から分割払いOKとしていても、加盟店では5,000円以上でなければ分割払いできないというケースもあるため注意しましょう。

これは加盟店側の事情が大きく関係しているものと考えられます。販売した商品代金は、一括払いでも分割払いでもクレジットカード会社から加盟店に対して一括で支払われます。しかし、加盟店からクレジットカード会社に対して支払う手数料は分割払いのほうが高くなっているようです。同じ商品をクレジットカード払いで販売しても、利益が減ってしまうのはお店側としては避けたいところ。そのため、安価な商品は分割で購入しづらいように分割払いを利用できる最低金額を高く設定している加盟店も少なくないようです。

クレジットカードの分割支払いのメリット

これまで紹介してきた通り、分割払いをすることにより毎月の支払額を抑えられるのが分割払いにするメリットです。高額商品を一括払いで購入すると家計を圧迫する恐れがありますが、分割払いであれば家計に与える負担を軽減できます。たとえば、50万円の商品を一括払いにすることはできなくても、毎月5万円で10回払いなら購入できるという方も多いです。購入対象が贅沢品なら貯金してから一括で購入という選択肢がありますが、生活に欠かせない商品ならばそうも言ってはいられないでしょう。『今はお金がなくて購入できない』という場合でも買う必要に迫られた商品を購入できるのは分割払いのメリットですね。

また、カード会社によっては一括払いを選択した後からでも分割払いに変更可能です。一括払いを指定した後になって、急遽出費が重なってしまい支払いができなくなってしまうケースもあるかもしれません。そのようなときに後から分割払いに変更できるというのは助かりますよね。ただし、条件はカード会社によって異なりますので、まさかのケースに備えて事前に確認しておきましょう。

このように、分割払いにはメリットも多く、使い方次第で生活を今以上に快適なものにしてくれます。カードの利用限度や手数料、支払い回数などはカード会社によって違いがあるため、よく比較してから申し込みすることをおすすめします。
※参考:『【年代別】あなたはいくら貯蓄してる?老後を考えると気になる平均貯蓄額をまとめてみた

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