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入会の申し込みをする際、年収をきかれるのはなぜ?

クレジットカードを作る時、年収をきかれる理由はいたってシンプルで、ショッピング利用額の支払いや、キャッシングの返済が行えるかを判断するためです。もちろん年収が多いか少ないかだけで審査結果が大きく左右されるわけではありませんが、指標の一つであることはまず間違いありません。クレジットカードのグレード、もしくはカード会社によって、その発行基準が設けられており、年収額の基準が定められている場合は、その金額を満たさないと審査に通ることは難しくなるのです。

また、審査結果の合否だけではなく、ショッピングや借り入れの利用可能額を決定する際にも年収の規模が参考にされるケースは多くなります。厳正な審査基準に基づいて審査を行い、利用可能額を決定した上でクレジットカードを発行してくれるのです。年収やその他の情報、信用情報など、さまざまな状況を加味した上でクレジットカードは作られるわけですから、正確な情報を伝える必要があると言えます。収入額が少なかったり、年齢の収入相場に見合わなかったりしたとしても、虚偽の報告はしないようにすることが大切です。嘘をついたことで今後に不利な影響を及ぼさないようにするためにも、年収をきかれた際は正直に答えるようにしましょう。
※参考:『利用限度額から見えるクレジットカードの仕組みとは?

年収の影響範囲が知りたい!審査にどう関係する?

年収の影響範囲がどの程度なのかは、発行したいクレジットカードと、それを扱っているカード会社によって異なります。ただ、前述したように、グレードの高いクレジットカードでない限りは年収の額がどのくらいかだけで審査結果が分かれるわけではありませんから、そこまで身構える必要はありません。クレジットカード発行の申し込みを行う際、記入する項目は当然ながら年収だけではありません。勤務先や職業、勤続年数など、属性としては数多くあります。他にも、年齢や他社の借り入れ状況など、さまざまな属性を総合的に見た上で審査の結果を出しているのです。

さらに言えば、カード会社は経験上、年齢と職業から照らし合わせて、実際にどれくらいの収入がもらえるのか統計を取っているため、その相場を殆ど明確に把握しています。年齢や職業に見合わないような高い年収が記載されている場合、すぐに虚偽の申告、あるいは本職の他にも収入があると見透かされてしまうものです。だからこそ、年収を多めに申告したから審査に通りやすくなるということはないと考えましょう。記載されている年収の規模については、それほど重要視されない部分であると言っても過言ではありません。むしろ、年収の金額をサバ読んでしまうと、問題視すべき部分として注目されてしまう可能性がありますから、申し込みの際には正直に伝えるのが賢明です。

このように、年収額の大きさ自体については、審査結果にさほどの影響力はないと言えます。年収の規模以上に、カード会社が着目するのは収入の安定性です。融資が大きな金額であっても問題はないかどうかよりも、継続的にきちんと支払いや返済を行っていけるかどうかのほうが、カード会社にとっては重要な部分になります。そのため、自営業や個人事業主の方、そして中小企業に勤務している方の場合は、この安定性に欠けていると判断されることがあるため、注意しなければなりません。いくら年収が多かったとしても、仕事を始めて1年や2年しか経過していないようであれば、カード会社側としては今後がどうなるのか不安なものです。いい属性と判断されるために強化していくべき項目として、年収の優先順位はさほど高くないと考えていいでしょう。
※参考:『クレジットカードを作るなら知っておきたい!審査とは何か?

キャッシング枠って一体?年収との関係は?

クレジットカードによってはショッピング枠だけではなく、キャッシング枠というものがあります。キャッシング利用、つまり現金の借り入れが行える分の金額をショッピング枠とは別枠で定めたものです。このキャッシング枠には、貸金業法の総量規制が影響してきます。つまり、年収額の1/3を上回る貸し付けは行えないということです。法律で規制されているので、どのカード会社、そしてどのようなグレードのクレジットカードであっても例外はありません。

クレジットカード1枚毎の基準ではなく、さまざまなカード会社や消費者金融からの借り入れ可能額を合わせた上の数値なので気をつけましょう。例えば、年収が210万円だった場合、キャッシング利用ができる上限は70万円ということになります。既にA社で30万、B社で20万、C社で20万の融資が可能なクレジットカードやキャッシングカードがある場合は、上限を満たしてしまっているということです。そうなると、新たにキャッシング機能付きのクレジットカードを発行したくても、審査に通ることはまずできません。また、キャッシング機能付きのクレジットカードを所有している場合は、収入証明書の提出を求められますし、所有していなくても年収について詳しく確認されることがあるので注意しましょう。
※参考:『クレジットカードの支払い方法!支払いのタイプと仕組みを徹底網羅!

クレジットカードの申し込みに必要な年収額はいくら?

クレジットカードの申し込みをする際、年収を気にする方は少なくないです。確かに、審査の際には必ずチェックされる項目ではありますが、年収が少ないからすぐに審査落ち、という結果になるわけではありません。年収の多さが直接的に審査の合否に影響する場合というのは、ゴールドカード以上のグレードが高いクレジットカードになります。ショッピング用、あるいはちょっとしたキャッシングに使うことを目的としたクレジットカードであれば、それほど気にする問題ではないでしょう。

主婦や学生向けのクレジットカードもあるくらいですから、厳密に年収がいくら以上あればいいという決まりが特に設けられているわけではないと考えて問題はありません。ただ、無職の場合、つまり収入が全くないとなると話は変わってきます。支払いや返済が行えるだけのお金がないとなれば、審査に通るのは難しいのです。フリーターやパートタイマーなど、給与が少ない職業であったとしても、継続的に収入を得られている状況であったほうがいいのは確かと言えるでしょう。審査の際に問題視されることがない収入額としては、およそ年収200万円をボーダーラインとしている所が多いため、どうしても年収額で審査に引っかかることを懸念している場合には、この額を最低の基準として考えてみることをおすすめします。

虚偽の年収を申告!サバ読みしたらどうなるの?

プライドが許さないから、どうしても審査に通りたいからといった理由で虚偽の年収を申告するケースはよくあります。数万円や数十万円単位のサバ読みであれば、あるいは虚偽だと発覚しないまま審査に通ることはあるかもしれません。しかし、明らかに年齢や職業に見合わないような高い年収であった場合、嘘をついているかもしれないと疑われる可能性は高いです。疑われれば、年収が本当かどうかを確かめるために収入証明書の提出を求められることになります。そうなると、審査に通るまでに余計な時間がかかることになるので注意しなければなりません。

また、明らかな虚偽の年収を申告していると判断された場合は、当然ながら審査に落ちてしまいます。年収に限ったことではないですが、カード会社がクレジットカードを発行するのは融資をしてもきちんと後から支払ってもらえると判断した相手に限られます。だからといって、嘘がばれないように収入証明書の偽造を行うと、公文書偽造や詐欺の罪で訴えられ、最悪の場合は逮捕となります。れっきとした犯罪行為ですから絶対に止めましょう。例え審査に落ちるリスクがあると感じたとしても、正確な年収の金額を申告することが大切です。

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