どんな方法で外貨への両替をしていますか?

旅行や出張で海外に出かけるときに気になるのは天気や洋服だけではありません。現地で使用できる通貨が日本で両替できるかどうか、手数料はいくらぐらいなのか、どこで両替できるかなどがあります。今回はその中でもクレジットカードを使ったお得な外貨への両替について紹介します。

日本円を現地の通貨に両替してから出国するという人も多いことでしょう。なじみ深いUSドルなどの通貨なら気軽に両替もできますが、通過の種類によってはレートがよくない場合もあります。その際、どのような方法で両替をしているでしょうか。実は、銀行や空港などの両替所を利用している人は、手数料で損をしている可能性が高いです。両替の方法は換金ショップなど上記の方法以外にもいろいろとあります。しかし、もっとも簡単でお得な方法といえば、クレジットカードを使った外貨両替でしょう。クレジットカードの海外キャッシングでは現地で現地通貨が引き出せるため、出国前の慌ただしいときに両替所へ駆け込む必要もないため大変便利です。

国内両替所での換金が損な理由

多くの人が海外の通貨を手に入れるために、両替所で換金することでしょう。しかし、一体なぜ両替所を利用すると損になるのかわからないという人はいるかもしれません。両替所での換金は、その日の為替レートに手数料が相当な割合で上乗せされている可能性があります。経済ニュースを見ていると、為替レートは秒単位で変わっていくことが見て取れます。これは銀行間取引レートと呼ばれます。両替所のレートは銀行間取引レートのように小刻みに変わりません。通常はその日の午前10時頃に銀行間レートを参照して、独自のレートを決めています。このレートはTTMと呼ばれます。

両替所ではTTMに、さらに手数料を上乗せしたレートを表示して両替を行っています。手数料も両替所ごとに自由に決められるので、両替所といえども場所によってお得なところとそうではないところに分かれます。つまり、両替所のレートはニュースで見る銀行間取引レートよりも、結果的に随分と高いものになってしまう可能性が高いのです。例えば、1ドル100円の銀行間取引レートの場合、両替所では1ドル当たりの手数料が2〜4円ほどします。これは、1,000ドル分換金した場合、手数料2円で10万2,000円、手数料4円で10万4,000円となることを表しています。

両替所はこのように手数料がかなりかかってしまいますが、どうしても両替所で換金しなければならない場合もあることでしょう。その場合は、2国間で国際的な力が弱いほうの通貨を発行している国で両替するのをおすすめします。円ドルの両替であれば日本で両替をし、円オーストラリアドルだとオーストラリアでの両替のほうが若干お得になります。

海外でのキャッシングがおすすめ

両替所は結構な手数料を取られる分損をしてしまいますが、クレジットカードを使い現地のATMでキャッシングをすると、為替に関する手数料が取られないため非常におすすめです。その代わり、クレジットカードのキャッシングでは金利とATM手数料がかかります。ATM手数料はだいたい200〜300円ほどですが、国やATMによってはそれ以上となることがあります。

キャッシングの金利が年利18%である場合、1ドル100円の為替レートで1,000ドル分キャッシングし、30日後に返済するとおよそ1,470円かかる計算です。両替所の手数料が2円と比較的少ないものであっても、海外キャッシングのほうが断然お得です。キャッシング後すぐに返済を行う繰り上げ返済を行えば、金利はもっとお得になります。特に、短期間の海外への渡航では、クレジットカードの海外キャッシングは他の両替方法と比べてはるかに賢い選択となっています。

ただし、海外のキャッシングには気を付けておきたいこともあります。それは、キャッシングをした日の為替レートではなく、データが各国際ブランドの決済センターに届いた日のレートで計算されるということです。今日はレートが良いからとATMでお金をおろしても、帰国後調べてみたら割高のレートで換金されていたということがしばしばあります。もちろん、逆にお得なレートでお金をおろせたということもあるので一長一短ですが、キャッシングをした段階ではいくら返済しなければならないかは確定していないということを覚えておいてください。

また、海外キャッシングサービスは事前に申し込みをする必要があるケースが多いので、渡航前には必ず海外キャッシングが行えるかを確認したほうが良いでしょう。利用限度額と利用限度回数が設定されているため、多額の現地通貨を引き出すことは難しい側面もあります。

国際キャッシュカードを使った方法はダメ?

もう1つ、海外で現地通貨をATMから引き出すキャッシング方法として、国際キャッシュカードがあります。国際キャッシュカードはお金をおろした日の為替レートで換金できるので、両替所と同じような役割を持っています。両替所に比べると用紙に両替金額などを記入しなくて済む分、楽なのがメリットといえます。しかし、国際キャッシュカードはクレジットカードの海外キャッシングと比べ、手数料が多くかかるので損であることが多いです。

例を挙げると、10万円分の外貨を引き出したときにかかる手数料は、楽天銀行で2,940円、銀行のなかではもっとも手数料が低いイオン銀行で2,032円となっています。手数料の割合で比較すると、クレジットカードによるキャッシングで繰り上げ返済をしたほうが断然お得で安くなります。また、国際キャッシュカードのデメリットに安全性が挙げられるでしょう。海外のATMでは、カードデータを盗み取られるスキミングの被害に遭うこともあります。国際キャッシュカードでは犯罪に巻き込まれたとしても補償がないか、あってもお金が戻ってくるまでに時間がかかります。クレジットカードの場合は補償体制が万全のため、防犯面でもクレジットカードの海外キャッシングのほうに軍配が上がります。

お得に両替して海外旅行を満喫しよう

これまではおよそ10万円分の両替の例を挙げてきましたが、両替金額が大きくなればなるほど手数料の差も大きくなっていきます。両替所ではレートを半ば自由に決められるので、利用者側が損に感じるケースは珍しくありません。海外へ旅行やビジネスに行くときは大きな出費が予想されるため、海外の通貨を手に入れるために手数料だけで1万円以上かかってしまうことも考えられます。手数料を上手に節約することは、海外をお得に楽しむためにはとても重要なポイントです。クレジットカードを使った海外キャッシングは、海外へ行く際にはぜひ利用したいものです。